25日深夜1時45分おうし座で満月を迎えます。
太陽がさそり座に入ったばかりで迎える「純度」の高い満月。
それは、満月のようであって新月のようなエネルギーです。
 
現在、いくつもの天体意識(次元)はそれぞれに
移り変わりの時を迎えています。
 
並行世界(パラレルワールド)と呼ぶにぴったりな状態。
すべての天体意識のめぐりと
大きな運命の中を移動しているようなとき。
 
ただただめぐる天体意識の中
中心にいるのは「自分自身」です。
どの天体意識と同調するかで見える景色、感じることは違います。
 
今回の流れの中で迎える満月に大切なことは
自分をまわる星たちの動きではなく、
今ここの真ん中にいる自分がどうしたいかということ。
そのことに素直に正直になること。
 
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台風の目の真ん中に居続けるような感覚。
外側のサインや何かに動かされないで
自分のピュアな気持ちに正直に素直になる。
 
おうし座やさそり座が象徴する欲望や所有欲は
社会の中では嫌がられる傾向があるかもしれません。
 
けれど、そこに向かう純粋さは
おうし座とさそり座の美しさでもあります。
 
そして、おうし座やさそり座は、智慧や本質的なこと
を「受け継ぐ」エリアでもあります。
だから純度が大事なのです。
 
そこから立ち上がったエネルギーは尽きることがありません。
「理由」を持たないから。
理由を持つものは、理由が終わった時終わります。
智慧を受け継ぐことは、永遠の働きです。
 
今、木星さそり座時代にわたしたちは長い歴史の中で伝承してきた「智慧」を
新しい次元に結び、新しいデザインで木星いて座時代へ向かいます。
 
おうし座は五感で感じます。
「本物」を。
 
さそり座は直感で感じます。
「真実」を。
 
どちらもそこに純粋に向かっていきます。
 
木星さそり座時代の仕上げと
天王星おうし座時代の始まり。
  
「理由」を持たないこと。
これは、これから開かれる次元で最も重要な価値観になっていくでしょう。
 
 
今日は、おうし座の物語をご紹介します。
  
おうし座といえば、
愛と美の女神アフロディーテが
有名ですが、その原型は歴史をさかのぼり
バビロニア、シュメール神話にあります。
 
シュメール神話の神タンムズと
その妻である愛と豊穣の女神イシュタル(イナンナ)のものがたり。
イナンナの冥界下りとして有名なお話です。
 
このお話も長い年月の中
さまざまな姿に変化しています。
そのうちのひとつをご紹介します。
 
タンムズが大怪我で死んでしまい
悲しんだ妻のイシュタルは、
タンムズを求めて「冥界」へ向かいます。
 
冥界に入るためには、7つの門を通過し
通過するたびに身につけているものを
取られて行きます。
 
そして、最後には、着ているものすべてを
取られ、裸にされるイシュタル。
 
でも、イシュタルは、
冥界の女王の前に堂々と立ちます。
 
その姿は威厳と美しさに満ち
女王の嫉妬で殺されてしまいます。
 
イシュタルが死ぬと
大地は枯れ、人々は愛し合わなくなり
こどもが生まれなくなったため
ほかの神々によって助けられました。
 
そのイシュタルの姿が、
愛と美しさの象徴の女神として
金星の女神になっていきます。
 
金星を守護星に持つ
おうし座の象徴する豊かさと美しさとは、
 
生まれたてのピュアな姿で
何もなくてもあなたにはすでに 
「豊かさ」「美しさ」を持っているということ。
 
それは、持っているから欲しがらないということではありません。
むしろ逆なのです。
 
その美しさにふさわしい”もの”を知っているのがおうし座。
そしてそのふさわしいものを欲しいと言える素直さと
それを手に入れるための粘り強さ、根気強さを持ちます。
 
今回はおうし座の満月ではありますが
さそり座のエネルギーがとても強いです。
 
さそり座は命と智慧を受け継ぐ門番のようなエリア。
それは、イナンナの冥界下りのように7つの門をくぐることと似ています。
「それをしたい」という欲望が真実であるかどうか深いレベルで何度も問います。
途中であきらめてしまうような欲望はさそり座を通過できません。
 
それでもそうしたい。
着ぐるみをはがされて、どんな困難の中でも
あらゆる条件やプライドを捨ててでも
そうしたいと思う強い気持ち。
 
けれどそれは、けして利己的ではないのです。
自分を世界にすべて明け渡してでもそれをするという覚悟があります。
それはさそり座の深さと美しさです。
 
さそり座は12星座のプロセスの中で
一番最初に無条件の愛を体験する場所です。
 
無条件の愛とは、ときに美しいものとは限らない。
さそり座は欲望で無条件の愛をはかる。
 
その人の魂の真実に従っているかどうかを
その人が一番醜いと思わせるものをちらつかせ
それでも欲しいの?と問いかける。

きれいごとは一番通用しない。
それが真実なら失っても失われないわよねと
容赦なく、さそり座はお試しをする。
 
 
今、木星さそり座時代の仕上げ。
最後の門を通過するおうし座満月から11月8日さそり座新月。
 
最後の門を通過するのは欲しいものを欲しいと言える素直さ、
あらゆるサインにも未来にも過去にも条件にも左右されない、自己信頼。
 
今、この一年でそれぞれの自己信頼が結ばれています。
その自己信頼のもとに欲しいものに素直になる。
おうし座の満月は本当に欲しいものを照らすでしょう。
 
「欲しいって言ってごらん」
どうぞ、それに素直になって。
 
 
 
 
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