新月のカレー、満月のカレー。

星読みのメッセンジャーとして知られる私がなぜカレーなのか?

わたしも自分が何屋なのかわかりません(笑)

ただ、なぜか「食品」に縁があり、次には水、塩、オイルが

準備万端で順番待ちしている状態・・・

天命のようなものだと思っています。

 

このカレーは

長野県駒ケ根市にある知る人ぞ知るカレーの名店の

シェフ小笠原さんの想いと多くのご縁、

わたしルミナ、ゼロ磁場の秘水の出会いによって出来上がったカレーです。

 

アンシャンテさん

http://www.enchante-curry.net/

わたしとアンシャンテさんとの出会いは2010年。

「誰でも食べられるカレーが作りたい」

アンシャンテさんの想いと情熱はわたしの心に触れ

カレー開発に関わらせていただき6年になります。

不思議なご縁に導かれて味の改良を重ね

ゼロ磁場の秘水が加わり

ルミナプロダクトとして再誕生したカレー。

月のリズムとエナジーを取り入れて

自分にも人にも地球にも優しく豊かなマインドリッッチな

生き方へのきっかけになればうれしいです。

 

一般発売開始は11月末予定。

よかったらこのカレーが出来あがるまでの物語を

お読みください。

1、「想いをカタチに」~わたしたちの出会い~

 

作家であり写真家の藤原新也さんが

「日本一うまいカレー」と紹介したこともきっかけになり

お取り寄せカレー全国一位にもなったアンシャンテのカレー。

現在もその噂を聞きつけて全国からカレーを食べに来る方は絶えません。

小笠原シェフは、海外協力隊員としてバングラデシュへ3年赴任し

帰国してからもバングラと日本をつなぎたいと

スパナを包丁に持ち替えてカレーをつくってきました。

 

その間に訪れた壮絶な人生の苦難を奥様とともに乗り越え、

バングラの縁を結びつつ

ベンガルカレーとしてもひとつの完成、

人生もひとつの大きな区切りを迎えたタイミングで

2010年に私との出会いがありました。

 

奥様

 

ベンガルカレーは「油」をたくさん使用するため

カロリーが高く、カロリー制限をしている方は食べられません。

あるとき、

「カレーは大好きなんだけど食べられない」という

カロリー制限のある方の声を聞き、

「家族で安心して食べられるカレー、誰でも食べられるカレーを作りたい」

そして、ここで生まれる喜びが世界へ循環したら・・・

アンシャンテのご主人のそんな思いから

このカレー作りは始まったのでした。

 

わたしは、星読みとともに

人生やビジネスのアドバイスをすることが仕事でもあります。

小笠原さんのこれまでの壮絶な人生と静かなが一途な熱い想いに感銘し、

相談役としてこのカレーの開発に関わらせていただくことになったのです。

 

たったひとりの想いが大きな夢を実現していくストーリーです。

2、さまざまなご縁で運ばれて行くカレーづくり

最初、カロリー制限のある方向けに作りはじめましたので

単純にカロリーをおとしたらいいのではというところから始まりました。

ちょうどわたしたちの暮らす長野県は「寒天」の製造がさかんで

寒天は身近な食材のひとつでした。

寒天にカロリーがないことはよく知られています。

小笠原シェフは、オイルを使わず、寒天を使ってカレーをつくることを考え

まずその一歩を踏み出しました。

カロリーを低くすることは難しくありませんでしたが

カロリー制限のある方向けであれば

「カロリーが低いだけじゃだめ、栄養価がたかくないと」と

医師のアドバイスを受け、栄養価を高くすることを考えました。

ある日、そのことを考えていた小笠原シェフの頭の上に

棚に置いてあった新聞が落ちてきます。

その一面にスーパーグレイン(驚異の穀物)と呼ばれる「アマランサス」の記事が!

アマランサスは、栄養価が高いことでよく知られています。

(アマランサスについては、素材のページをご覧ください。)

信州大学でアマランサスの研究をしていること、

わたしたちの住む伊那谷で栽培(無農薬)されていることを知ります。

しかも、その大学の担当助教授は海外協力隊のOBで

小笠原さんも知っている方でした。

話はすぐにまとまり、小麦粉の代わりにアマランサスを使用することに。

自然な成り行きでグルテンフリーのカレーになり、 

カロリーも低く、栄養価が高いカレーができあがってきました。

そんなタイミングでレトルト食品を製造する会社さんとの出会いが!

レトルト食品の現状をよく知るスタッフさんは

食べ物でないものがたくさん使用されているレトルトの仕事に疑問を感じていました。

「こういう仕事をしてみたかった!」とぜひとの声をいただき、

このカレーはレトルトパックを使うことになりました。

 

そこからは、一度すべての化学調味料を抜いたところから

味をプラスしていくことに。

使用するスパイス、素材をオーリングでもチェックし

吟味した素材しか使っていないカレーができてきましたが

問題は「味」でした。

なかなか「旨味」が出ないことが課題でした。

「旨味、旨味・・」

そんなところへ、小笠原シェフの奥さまの北海道の友人が

20年ぶりに日高昆布を持って突然訪れ、

日高昆布のエキスが加わりました。

 

ここまで出来たところへ2011年3月東北の地震、

原発事故が起こりました。

わたしたちにできることはないだろうか?

誰もがそんな想いだったと思います。

放射能の汚染から避難されてきた福島の方から

現地の現状を聞きます。

「身体の免疫力をあげること」が現地では注目されていることを

お話しで聞いたところへ、竹炭を使って福島の除染を行っている方が

アンシャンテへ訪れました。

竹炭は免疫力もUPするということ、食用もあるということで

このカレーを福島の人に食べてもらおうと食用の竹炭が入ることに。

様々なご縁で開発が進んだこのカレーは

「天使のカレー」と名付けられ、最初のパッケージデザインが決まります。

パッケージの箱も偶然アンシャンテにカレーを食べに来た

箱デザイナーさんがこのカレーのストーリーを聞いて

箱を作ってくださることに。

箱は三角形をしていて、2つを重ねると1つ分の大きさになるよう

「エコ」を意識してデザインされた他にない箱が完成しました。

 

3、さらに味を追求する

第一弾が出来あがったものの、小笠原シェフはその「味」に

納得していませんでした。

確かに、身体には良さそうなカレーにはなっていましたが

味という点では、正直イマイチでした。

やっぱりコクが足りない!

と思っていたところへ、アマゾンの樹「タヒボ」を使って

コクのある美味しいカレーを作った人がいるという情報が入ります。

タヒボは免疫力のUPにとても効果があるとも言われ

その力は自然の抗がん剤とも言われるほどです。

バングラデシュとも深いご縁のある

タヒボジャパンの社長さんとのご縁が繋がり、

このカレーづくりに深く賛同いただき、

カレーにタヒボも入ることに。

 

さて、コクはだいぶ出てきましたが

まだまだ味がまとまりません。

特に

アマランサスは独特のにおいと苦みがあり

カレーにいれてもその味が気になります。

そこで、奥様が雑穀マイスターの勉強をされ

アマランサスを少し減らし、そこに甘みのあるアワ、もちきびをプラス。

さらに、より身体への吸収のよい

信州伊那谷産の赤松妙炭との出会いがあり、

竹炭から赤松妙炭へ。

ここまで来て、再びスパイスの調合を変え

小笠原シェフも納得できる味が完成!!

なんとここまでで時は2015年になっていました。
 

そして、当初このカレーの収益でバングラに学校をつくりたいと言っていた小笠原シェフ。

ここまでに3000人以上に試食していただいたカレーは

正直収益が出るどころか赤字で資金的にも非常に苦しいところでしたが

小笠原さんの想いに、ここに書ききれないご縁、応援を多くの方からいただき

2015年、バングラデシュに学校が完成しました。

4、月の水と出会う

 

さて、2016年になり、

信州分杭峠ゼロ磁場の秘水を販売する会社の木下社長より

新月、満月の水を使ってみませんかという提案がきました。

世界有数のパワースポットと呼ばれるゼロ磁場は

日本最大の断層、中央構造線上に位置し、

わたしたちの暮らす駒ケ根市、伊那市、大鹿村の重なる場所にある峠で

とても身近な場所です。

2016年になり、水の研究をしている機関から

新月と満月の水を調査したいという依頼がゼロ磁場の秘水の

木下社長のところへ入りました。

やがて、新月と満月の水は通常の水と

科学的にも違うことが証明される数値が出てきました。

それまで、月のリズムとは無縁だった木下社長は

突然強制的に月のリズムで暮らすことになりました。

 

そんな流れの中、

カレーを新月と満月の水でつくることに。


天使のカレーを月のカレーとして

わたしはこれまで相談役だったところから

このカレーを全面的に引き受けることを決意し

ルミナプロデュースでリニューアルすることを決定。

 

デザイン、ディレクションを以前より交流のあった

マリアフローラ株式会社さんにお願いし

最高のデザインが生まれました。

2016年10月、カレーの再誕生。

味もさらに進化し、最高の味のカレーに仕上がりました。

自慢は素材がいいだけでなく、味がいいところ!

 

「誰でも食べれる、喜びの循環」の

コンセプトの上に「月のエナジー、リズム」が加わったカレー。

素材は、ここまでのストーリー通りこだわってきましたが

ひとりでも多くの喜びにつながることに想いをおいたことが

ご縁を呼んで、できあがったカレーです。

 

小笠原さんの想いは

多くの人を感動させ、様々なご縁とつながり、このカレーになりました。

関わった方全員で写真を撮りたいところですが

ものすごい数の人になるとおもいます。

 

 

「夢は叶う」

 

小笠原さんは、地元の小学校などでも講演をしています。

小笠原さんは、情熱はありますが

とてもやさしく強引なところはまったくない朗らかな方。

困難な体験をされてきたことは微塵も感じさせません。

 

いのちの真ん中を手放すことなく

夢を叶えることをあきらめなかった小笠原さん。

 

ぜひ、ベンガルカレーも食べにいってみてくださいね。

 

 

 

このカレーに関わった人、食べた人が

喜びでつながるカレー。

そこに月のリズムとエナジーを取り入れて

自分にも人にも地球にも喜びのある

優しく豊かなマインドリッチな生き方へ。

 

そんなことをもっと気軽に美味しく楽しめるカレーとして

それぞれの人生がより心豊かになりますよう

みなさんにお届けできたらとおもいます。

 

 

 

ルミナ