イラスト：開運画オペレーターnaoさん
http://ameblo.jp/light-healing-art/
明日7日朝4時30分おうし座で
新月を迎えます。
そして、今日は
みずがめ座η流星群の極大です。
夜空に形をなす、おうし座を知らなくても
「すばる（プレアデス星団）」を見つけることは
多くの人が知っているでしょう。
おうし座の中にすばるはあります。
聖書などにも書かれ、いろいろな国で文化や信仰の対象として
古来より語り継がれてきたすばる。
『枕草子』にも書かれ日本人にもなじみの深い星団ですね。
古来より「繁栄」と「美しさ」の象徴であった
すばる、おうし座。
おうし座は
わたしたちがすでに
満ち足りていること、持っていることを
教えてくれる星座です。
そのすでに持っているものは
目には見えないところにあります。
それを目に見える「形」「現実」にするために
まさに牛歩のごとく歩んでいくことを教えてくれるのがおうし座。
おうし座の物語をご紹介します。
おうし座の象徴するもの
よく言われるのは、
「豊かさ」や「美しさ」ですね。
その豊かさや美しさは
どんな豊かさであり美しさでしょう？
おうし座の物語も様々にあります。
ここでは、おうし座の象徴である愛と美の女神アフロディーテ、
その原型をさかのぼり
バビロニア、シュメール神話をご紹介します。
シュメール神話の神タンムズと
その妻である愛と豊穣の女神
イシュタル（イナンナ）のものがたり。
このお話も長い年月の中
さまざまな姿に変化しています。
そのうちのひとつをご紹介します。
タンムズが大怪我で死んでしまい
悲しんだ妻のイシュタルは、
タンムズを求めて
「冥界」へ向かいます。
冥界に入るためには、7つの門を通過し
通過するたびに身につけているものを
取られて行きます。
そして、最後には、着ているものすべてを
取られ、裸にされるイシュタル。
でも、イシュタルは、
冥界の女王の前に堂々と立ちます。
その姿は威厳と美しさに満ち
女王の嫉妬で殺されてしまいます。
イシュタルが死ぬと
大地は枯れ、人々は愛し合わなくなり
こどもが生まれなくなったため
ほかの神々によって助けられました。
そのイシュタルの姿が、
愛と美しさの象徴の女神として
金星の女神になっていきます。
金星を守護星に持つ
おうし座の象徴する豊かさと美しさとは、
今、あなたが持つ、家や財産、仕事、地位
着ている服まで・・・
すべて奪われてもある
強さと美しさ、豊かさです。
何もなくてもあなたにはすでに
「豊かさ」「愛」「美しさ」が
あるということ。
それを実現する強さがあること。
わたしたちは、
すでに強く豊かな存在であることを
おうし座は思い出させてくれます。
自分自身のありのままの姿で
堂々と前進していく。
そこにある
強くゆらぎない美しさ。
その強さこそがおうし座の奥深いところにある魅力でしょう。
そして、その強さは
豊かさを実現するための粘り強さを持ちます。
わたしたちはすでに持っている。
今、多くの人がそのことに気づいています。
それは、目に見えないところです。
おうし座はすでに持っていることを
知っているだけではありません。
それを形にする、現実にすることを
教えてくれる星座。
そのためには努力を惜しまず
何があっても牛歩のごとく歩み続ける強さを持って
豊かさを実現していくことを見せてくれる星座。
みなさん、そろそろ気づいているとおもいます。
わたしたちは「持っている」「与えられている」ということ。
それを現実化するのはわたしたち自身。
もう待っている時代は終わり。
わたしたちの本当の豊かさ（強さ）を
実現していくときがきました。
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