心屋塾認定講師 小林威之 主催
プロフェッショナルマスターコース
初級セミナー認定講師 兼
心理カウンセラーの
みやっちです。
前回のブログの続きです。
夕食後に
父は食べ終わると
すぐに2階に上がって
自分の好きなことをする人で
この日も同様でした。
→久しぶりに会ったとしてもマイペース(笑)
母と水入れずで
お酒を飲みながら会話をし始めました。
→これも若干危険な要素が含まれていたのですが
ふたりともお酒を飲むと
変な方向に突っ走ってしまう癖があり
いつもよりは控えめにはしていました(笑)
どんな話の流れだったかは
忘れましたが
言うタイミングが来たと思った瞬間
心の中ではドキドキしながら
自分を信じて
僕から母へ向かって
話し始めました。
僕:『お母さん、子供のころからずっと言えなかったことがあるんだけどいい?』
母:『何?いいよ』
僕:『お母さんのことが大好きだった!』
母:『・・・・』(少し驚いた表情)
僕:『お母さんはずっと子供の頃から俺に対して厳しかったけども・・・』
僕:『ほんとは、優しくしてほしかった』
僕:『ほんとは、褒めてほしかった』
僕:『ほんとは、可愛がってほしかった』
僕:『ほんとは、甘えたかった』
母:『・・・』
僕:『子供のころからずっと厳しかったけど、
今の俺には、当時のお母さんの事情もわかってさ・・・
もちろん、想像だけど・・・』
僕:『子供の頃の自分は、そのことが本音として言えなかった』
僕:『言えなくて、勝手に拗ねていた』
僕:『それで反抗もしていた』
僕:『お母さんが思っているような子供になれないことを勝手に自分を責めていただけ』
僕:『認めてもらおうと、わかってほしいと思って』
僕:『それでお母さんに無理やりわからせようと暴言もはいた。
お母さんを投げてしまったあのときのことも・・・』
僕:『自分で勝手に戦っていた』
母:(涙目でうんうんと頷いている・・・)
僕:『それがなんでなのか、心理カウンセリングの勉強をしてわかった』
僕:『俺のお母さんへの不器用な愛だった!と』
僕:『それで、お母さんから
昔から言われてきたことや色々とやってくれていたことが
本当に俺への愛だったんだな~って感じれるようになったよ(^^)』
母:『やっと、わかってくれたんだね~』
母:『お母さん、本当に嬉しいよ~』
母:『おまえに凄く厳しくしてきてしまい、嫌われていると思ってたけど・・』
母:『お母さん自身も、おまえに対して不器用な愛だったね・・・』
って、涙ながら笑顔で言ってくれた。。。
母:『色々と辛い思いをさせてしまい、本当にごめんよ・・・』
僕:『色々な事情はあったとはいえ、自分自身で戦って』
僕:『勝手に拗ねて反抗していただけだから』
僕:『これも自分で決めたこと。誰のせいでもないよ(^^)』
母:『生きているうちに、おまえからそんなことを聞けて
お母さん、本当に嬉しいよ~』
母の喜んでいる姿を見て嬉しく感じ
僕自身も
43歳にしてこのようなことを言えて
母自身が
今までにない目をして
僕を見つめてくれているのが凄く嬉しかった。
そのあと
今までにない
お互いを信頼しきった感じで
和気あいあいで話して
『ふたりで戦いあって来たのが、ばかばかしいね。チーンだね(笑)』
と言って笑いながら
昔のことをなつかしみながら会話しました。
そこで
最後にもうひとつ
自分にとって決めてきたことを
やろうと思って。
晩酌も終わり
部屋を出る前に
母に近寄り
僕:『お母さん、ひとつお願いしてもいい?』
母:『何々?』
僕:『今から、俺、子供の頃の俺に戻るんで』
僕:『抱きしめて頭をなでてほしいんだ!』
母:『え~!なんで?』
僕:『43歳のおっさんだけど(笑)
心の中にいる子供の頃の俺がそうして欲しいと言ってるから』
僕:『体はでかいけど(笑)
さっきしばらくぶりに、髭、剃ってきて
少しでも子供の自分にしようと思ってさ』
と言ったら
はにかみながら
母:『わかったよ』
と言ってくれて
照れくさそうに
抱きしめてくれて
頭をなでてくれた。。。
自分も照れが出てしまったけども
母の懐を感じたことで
幸福感が心の底から湧いてきました。
約40年越しの愛情を感じられました。
子供の頃の自分が
癒される感覚はありました。
不器用な愛と言う名の愛情
をふたりで感じながら
昔の写真を見て
幸福感を感じながらの
そんなひとときを過ごしました。
この不器用な愛って
なんだろうと思い
母のことが嫌いと思い込んでいていたけど
結局
母に対して執着していたのかな
と思いました。
俺、マザコンだったわ!
チーン(笑)
でした。
世の中の男性のほとんどが
もっていると言われている
マザコン(母への執着)
は、自分の場合は
母に
自分のことをわかってほしい
自分が認められようとして
母に勝ちたいと思って
自分で戦ってきたこと
でした。
認めたくなかったマザコンと言う言葉
今回、はっきりと自分に受け入れられました。
翌日
母から
『いい学校、いい会社に入るだけがいいものではないね~』
って唐突に言われて
『心理カウンセラーって本当にいいね!』
って言ってくれたのが
凄く嬉しかった。
それから
ちょっとした悩みなどを聞きてほしい
など言ってきて
ほんとちょっとしたカウンセリングをして
本人が納得した様子で
『やすとし先生!ありがとう!』
と言われて
『なんじゃこりゃー!この変わりよう!(笑)』
と心の中で思いながら
今までにない
母とのやりとりを楽しみました。
でも
わかってほしいちゃんの母は
→自分もまだありますが(笑)
自分のところにいちいち来ては
自分のことを話したがり
嬉しい気持ちはわかるけども
少しでも息子と話したいと思っているけども
若干疲れるな~めんどくさいな~なんて
ブラックな気持ちになる自分もいたけども(笑)
昔と違って
かわいい母だな~と思ってみていました。
そういう気持ちになれた自分も
嬉しかったな♪
その日に
父と母へ心をこめて
蕎麦打ちをして


自分の打ったそばと
美味しい酒を飲みながら

父と母に喜んでもらって
特に母が喜んでくれて
凄く嬉しかった♪
翌日
実家を後にして
父が駅まで車で送ってくれる中で
『本当にありがとな!お母さん、本当に喜んでいたよ!』
と、父が嬉しそうな顔をして
長年の
母と自分の戦いが
本当に終わったことを
何よりも
長年
父の悩みであったことでもあったので
父も本当に嬉しく感じていたことだと思います。
自分が変われば
周りも変わること。
大切な母
そして父
変わったことを体感しました。
長~くなりましたが
ここまで読んでいただき
ありがとうございます!
今回のこと
ここまで至るまでに
後押しをしてくれた同志がいて
番外編として
ブログに書きたいと思っています。
まだ、続くのかい!
というつっこみはなしで(笑)