北側敷地の間取り注意点(四季を考察) | S-CRAFT®新原オフィシャルブログ「住み心地」の追求

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今日は定休日。今朝は家で洗車をしてから出社しようと決めていました。

 

 

 

とはいえ、朝の気温は5℃とかで寒い・・
では10時くらいならどうだろう・・

 

 

 

さて、分譲地で土地を購入しようとしたとき【南側】を向いた敷地は
坪単価が高めに設定されます。

 

 

南向きであれば冬場でも日差しの恩恵を受けられますよね。

僕の自宅、やはり大型分譲地の一画にあり

 

残念ながら【北側】の土地を購入しました。

敷地面積を優先した結果、その土地しか該当がなかったからしかたないです。

 

 

 

そして、このように建てました。

建ぺい率はめい一杯ですが、北側に横向き駐車場を確保したんですね。

敷地レイアウトでは南側に庭を取ってますが、、

 

 

 

住み始めてから3年後、南側の土地に2階建てが建って

庭は常に日陰の状態になっています。

(日中でもリビングは暗いです)

 

 

 

 

まぁ、それは土地を購入した段階から考慮していたので問題ないですが

 

想定外だった北側敷地に関する体験談です。

 

 

 

平屋で建坪を優先した結果、敷地をめい一杯使用したレイアウトにしました。

(↑の間取りレイアウト)

 

 

 

 

夏場は、15時くらいになると西陽が差してきますが
車内が高温になるほど直射日光を受ける時間は長くないです。

 

つまり、夏場は北側駐車場で良かった。

 

 

 

現在、この冬場はこんな感じ。

 

これは朝6時の日当たり状況です。東面の外壁だけが日差しを受けてます。

 

このまま太陽が移動していき14時ともなれば・・・

 

 

完全に陽が差さなくなり、冬場の北側道路面は1日中日陰の状態です。

 

ちなみに夏の朝6時はこんな感じです。

 

北側にもしっかりと朝陽が差し込みます。

 

 

 

 

何が言いたいのか?

 

北側敷地で、建物の北側に駐車場を持ってくると
常に日陰で洗車なんて出来たものじゃないです。

寒い!

 

 

 

 

今思えば、この土地に平屋を建てるのであれば下のような配置計画にするべきだったかな・・
なんて考えたりもします。

 

 

 

北側道路は確かに間取り計画も難しく、玄関も北側に行くことが多いですが
 

 

【建築予定地の経度・緯度】をきちんと考慮して
専用ソフトを用いた日当たりシミュレーションをやるべきです。

 

 

 

南側は日当たりが良い

 

この既成概念だけでリビングを南に持っていくのは完全ではありません。

窓の配置、冬場の日光の当たり方をきちんと検討して

窓の大きさも検討し

 

 

 

さらには駐車場に関した日当たりシミュレーションも行うようにしましょう。

 

 

 

建物だけでなく、庭への配慮も合わせて検討する

 

 

新築計画でそこまでやれれば、住んでからの後悔は減るかもしれません。

 

 

特に、おうち時間が長くなることを考慮さうれば尚更大切ですよね!