戸建リノベーションの道のり② | S-CRAFT®新原オフィシャルブログ「住み心地」の追求

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昨日の記事の続き

 

 

 

 

それまでの打ち合わせ中、笑顔で家づくりプロジェクトを進めてきた ご家族。

打ち合わせに行けば、いつも笑顔で迎え出てくれるご家族。

 

 

 

いつの間にか僕は「仕事」という立場から

「これは使命なのだ」と思うようになっていた。

 

 

 

 

1年以上、打ち合わせを続ける中で感じた 家族の絆。

家族ぐるみで家づくりを進めている、正にその通りだった。

 

 

 

 

家族の絆

 

 

 

 

僕はこの「絆」を随分前に失ってしまった。

そんな僕が、お客様の夢や希望を形に出来るのか?という不安は全くなく・・

 

むしろ逆に、僕にはそういった部分が無いからこそ

それを大切にしている人の力になりたいと素直に思っている。

 

 

 

 

いつの間にかその気持ちは自分への使命なのだと思うようになった。

 

 

 

過去を回想するならば、、

 

僕は、家の間取りも原因のひとつで核家族になったのだと思っている。

もちろんそれは大きな比率ではないにしてもだ。

 

 

 

 

 

だから僕は、そういった間取りは絶対に作りたくない。

仮に、そういった間取りを好むなら他社で建ててもらいたいと思う。

そこだけは譲れないのだ・・・

 

 

 

 

 

 

話を戻し、方法がまだあるならばと思い

リノベーションを打診したのをはっきりを覚えている。

 

 

「え!?本当にできるんですか!」

 

 

お客様に希望が戻った瞬間(笑)

暗礁に乗り上げていた家づくりプロジェクトが再度動き始めた。

 

 

 

 

 

それから、現地の詳細な確認を行い建物の状態を調べた。

天井裏も床下も・・

 

 

 

 

 

「これは・・・」

 

 

思った以上に厳しい。出来なくはないが、単純に骨組みだけにするスケルトンでは対応できない。

 

とにかく、、裸にして状態を調べる以外なかった。

 

 

 

 

それでも、その時点では完成の間取りは作らないといけない。

まだ壊す前に、フルリノベーション後の完成をお客様に伝えないといけない。

 

 

ほぼほぼ、睡眠時間を削り作り上げた間取りだったが、それがそのまま形になる確証はない。

解体してみないと解らない・・それが戸建リノベーションのリスクでもある。

 

 

 

 

 

お客様にも了承をいただき、解体工事は始まった。

実に50年近く、家族の様々な思い出が詰まった家屋を解体する。

 

仕事ではあるものの、毎回複雑な思いにはなる。

それでも、完成したら新しい暮らしが待っている!そう自分にも言い聞かせ工事は始まった。

 

 

今回のリノベーション課題

 

・2階建て ➡ 平屋にする

 

・無垢材の家にする

 

・にいはら工務店らしい家にする

 

 

 

明日の記事に続きます