中古住宅購入の前に必ず!! | S-CRAFT®新原オフィシャルブログ「住み心地」の追求

S-CRAFT®新原オフィシャルブログ「住み心地」の追求

小さな平屋スタイルにこだわりYouTubeチャンネルを更新中。
全国工務店フランチャイズ S-CRAFT®本部運営

◆平屋コンパクトハウス専門S-CRAFT(2024年1月5店舗)

◆創業21年目の工務店/にいはら工務店

◆高耐久天然木ウッドデッキ&小屋キットTINY販売

        住宅購入の流れは変わってきています。

 

 

 

建築士 新原です。僕が二級建築士の資格を取得したのは24歳。

かれこれ17年間 建築士やってす。

 

 

住宅建築に必要な耐震診断士を取得し、

現場管理に必要な施工管理技士を取得し

 

 

3年前に国交省が定めた【既存住宅現況調査技術者】を

取得しまた。

 

 

 

3年まえ、、この資格がどう活きるかは未知数でしたが

国交省の政策が『中古住宅の流通』を促進する方向になり

 

今では住宅インスペクションのご依頼もいただけるようになりました。

 

 

 

ちないに、、インスペクションは

現所の建物の詳細な調査です。

 

本来ならば、中古住宅購入前に行うことで建物の

現状をきちんと把握し、実際にどのようなリフォームが必要になり

どのように改修していくべきかが明確になってきます。

 

 

 

というか・・・・

 

一般的なリフォームでも、絶対やるべきだと思いますう。

表面的な部分しか見ないで『あ、ここはこうやってリフォームしましょう』

なんておかしいと思いませんか?

 

 

 

 

壁(床)の中を見ないでリフォームするわけです。

あまり言うと他社さんのリフォームを批判するようになってしまうので

言いませんが・・

 

 

 

 

それをしっかりと考えてリフォームに進めてもらえればと思います。

 

 

 

昨年、宅建業法の法改修があり

現況調査の方も変更がありました。

 

 

そのため、現況調査技術者の有資格者にも

講習会が義務づけられ、昨日丸一日の講習を受けてきました。

 

 

 

 

国が後押しする制度なので、受講者も多くなり

それ以上に中古住宅を購入する方が増えている事実を知りました。

 

 

 

といっても、、新築と合わせ住宅を購入するかたの

18%ほどしか中古住宅を購入する人はいないようです。

 

 

 

 

 

僕らがいくら勉強しても、、結局は中古住宅の売買を行う

宅建業者に委ねられる部分です。

 

 

 

でも、宅建業者(不動産業者)の多くは建築に明るくはないので

売買する際には、安心して購入できる住宅をという国の政策から

 

この資格制度が誕生しました。

 

 

 

 

 

今回、資格の名称も変わり・・・

 

【既存住宅状況技術者】となり

結局はインスペクションなのですが

 

これを取り扱えるのは建築士だけとなります。

 

 

 

 

 

来年、平成30年4月より

中古住宅を売買する際に、このインスペクションの調査報告書を

購入者へ提出することが義務付けられました。

 

 

物件を購入してから雨漏りや不具合などがないよう

(住宅瑕疵)

専門家のお墨付きがある物件を売買してくださいということです。

 

 

 

 

その講習会の最後に試験もありましたが、、

 

建築士でも簡単ではなかったですよ・・

 

 

 

 

 

みなさんも、リフォームをする際にはインスペクション、

ぜひとも検討して見てください。

 

 

 

 

特に、、2000年に法整備が入り建築基準法が変わり

耐震に関する耐震基準も向上しました。

(新耐震基準建物と言います。)

 

 

 

 

 

でもね、、

 

5月の熊本地震・・

 

 

 

 

新耐震基準を満たしていた建物

が全壊しています。

 

 

それが現実ですから、今一度

 

ご自身が住んでいる建物を見直してみてもよいのでは?