硫黄山が前回噴火したのは1768年。

その翌年、1769年には日向灘地震M7.8が発生。



同じ霧島連山にある新燃岳は、3月に爆発的噴火。現在も断続的に噴火が続いている。

前回2011年の新燃岳噴火は1月から始まり10月にまで断続的に噴火が継続した。
そして、その間の3月11日には「東日本大震災」M9.0 が発生した。




宮崎県はGW直前の噴火に、観光への影響を懸念。


 
「日向灘地震」は、数十年おきに発生するM7.0前後のものと、数百年齢おきに発生するM7.8前後のもの、2つのタイプがあり、次に起こるものは後者と見られていたが、硫黄山の噴火でその可能性が高まったと言えるだろう。


新燃岳の噴火も断続的に続いており、2011年の例から東日本でも油断は出来ない。 



日向灘方面では、昨年から多種・多数の地震前兆が観測され、推定M7.8 の地震が近づいていることをお伝えして来ましたが、今回の硫黄山噴火はまさにトリガーと見られる有力な前兆のひとつ。

今後からに観測を強化し、「日向灘地震」発生前に、その時期を明らかにして行きたい。