巨人が、キューバ代表の強打者フレデリク・セペダ外野手(34)を獲得することが18日、分かった。セペダはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも3大会連続出場し、昨年3月の第3回大会でも4番を張るなど、主砲として活躍したスイッチヒッター。日本一奪回に燃える巨人は、さらなる戦力補強の一環として、勝負強い打撃を誇るセペダの獲得に踏み切った。
原巨人が、緊急補強を敢行した。ターゲットは、キューバ代表の大物。
昨年のWBCでも“赤い稲妻”の主砲を張ったセペダだった。
セペダはキューバでは珍しいスイッチヒッターとして、長年代表の中心選手として活躍してきた。1997年から国内リーグのサンクティ・スピリトゥスに所属しており、3月まで行われていたリーグ戦では87試合で3割4分5厘、12本塁打、59打点の好成績を残した。選球眼にも定評があり、強打者ぞろいのキューバでも、突出した実力を誇る。
国際大会での実績も十分だ。2004年アテネ、2008年北京と五輪には2大会連続。WBCにも3大会連続で出場し、通算20試合で69打数31安打、打率4割4分9厘、6本塁打、23打点をマーク。2009年大会では5割の高打率で首位打者となり、ベストナインに選ばれた。昨年3月6日の第3回大会では2次ラウンドで敗退したものの、1次ラウンドの日本戦(ヤフオクD)では「4番・DH」として出場。2番手で登板した田中(現ヤンキース)から右中間へ適時二塁打を放つなど、侍ジャパンに土をつける立役者ともなった。国内リーグでは主にDHだが、球団側は外野守備もこなせると判断した。
巨人には今季、ロペス、アンダーソン、マシソン、セドンと4人の外国人が所属。1軍の出場選手枠の4枠は埋まっているが、けがや不調などのアクシデントが起こることも想定し、水面下で助っ人の調査を進めていた。キューバ側は従来外国への移籍を認めておらず、それには亡命する必要があった。が、政府が移籍を容認する方針に転換したことで、今回のセペダ獲得が可能に。交渉は既に合意間近の模様だ。
◆フレデリク・セペダ(Frederich Cepeda)1980年4月8日、キューバ生まれ。34歳。キューバ国内リーグでは2010―11年シーズンに打率3割9分7厘、28本塁打、81打点、出塁率5割1分8厘を記録。キューバ代表として3大会連続でWBCに出場。2006年大会の日本との決勝では本塁打を含む2安打3打点。2009年大会は打率5割、3本塁打、10打点でベストナインを獲得。178センチ、93キロ。右投両打。
[記事は以上です。Source by スポーツ報知News]
せっかく 広島カープが 首位に立ち セ・リーグ が久々に面白くなっているのに、
ジャイアンツ 今のままでも 充分な戦力じゃないでしょうか
巨人ファンは それでも やはり 独走する方がいいのかなぁ