10月にはこんな記事があり、注目を集めたのですが、
今度はもっと すぐ近く 地球にも ありました
南極でダイヤの母岩を発見、採掘に向け注目集まる
米航空宇宙局の地球観測衛星「アクア」が撮影した東南極にある氷山(2010年3月10日提供、資料写真)
17日に英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature
Communications)に掲載された論文によると、オーストラリア国立大学(Australian National
University)のグレッグ・ヤックスリー(Greg
Yaxley)氏率いる研究チームは、「キンバーライト」と呼ばれるダイヤモンドの母岩を東南極のプリンスチャールズ山脈(Prince Charles
Mountains)で発見したという。
メレディス山(Mount
Meredith)で採取されたこのサンプルからはダイヤモンドは見つかっていないが、同地域の鉱物の特徴は、ダイヤモンドが見つかっている世界の他の場所の特徴と一致するという。
■南極での採掘は当面禁止
今回の発見によって「ダイヤモンド・ラッシュ」が起き、世界最後の未開の原始大陸が踏み荒らされるかどうかをめぐっては、独立した専門家らの意見は分かれている。
1961年に調印され、1991年に環境保護に関する議定書で改正された南極保護条約では、「鉱物資源に関する活動」を明確に禁止している。
91年の議定書の見直しは、批准後に発効してから50年後の2048年に行われる。現在の批准国は35か国。
英南極調査所(British
Antarctic Survey、BAS)の地球物理学者、ロバート・ラーター(Robert
Larter)氏は、同議定書の継続は「暗黙の前提」となっていると述べている。
同氏は英サイエンスメディアセンター(Science Media
Centre)へのコメントで「何らかの改正を行うには、見直し会議で同議定書採択時の南極条約協議国の4分の3を含む調印国の大部分の合意が必要になるだろう」と語った。
BASの地質学者、ティール・ライリー(Teal
Riley)氏は、キンバーライトの発見は、同岩石が存在する証拠となる「クラトン(剛塊)」と呼ばれる特徴が東南極の局所的地質に見られることを考えると「驚くに足らないわけではない」と言う。
「だがグループ1キンバーライトでも、採算が取れるのは全体の10%程度にすぎない。よって、今回の発見を(採掘が他地域より困難でコストもかかる)南極でのダイヤモンド採掘活動に結びつけるのは、まだ気が早い」
南極観測に関する国際研究連絡機関「南極研究科学委員会(SCAR)」のケビン・ヒューズ(Kevin
Hughes)氏は、さらに慎重な姿勢を示している。
同氏は、今から30年以上の間に「採掘に関する条約調印国の見解がどうなるかや、南極の鉱物資源の抽出を採算が合うものにすることが可能な技術が登場するかは、今は分からない」と指摘。「さらなる問題は、議定書の枠外にある国々は、鉱物資源活動への禁止を含む同議定書の規定には縛られないということだ」と述べた。【翻訳編集】
AFPBB News
[記事は以上です。Source by AFP時事]
まあ、我々一般人は 簡単には行けない場所ですが‥
もしかしたら、一攫千金を狙って、 資金をかき集め 決死の覚悟で
採掘に行く 連中が現れるかも知れませんね