涙を馬のたてがみに心は遠い草原に… -STIL0279.jpg


世田谷区一家殺害 犯人特定か


 東京都世田谷区の一家4人が2000年12月30日に殺害された事件で、2012年10月18日発売の月刊誌「新潮45」(新潮社)が、ソウル在住の韓国人男性(33)の指紋と事件現場に残された実行犯の指紋が合致したとの記事を掲載した。犯人の指紋という決定的証拠がありながら事件の捜査は難航。2年以上が経過し、事件の風化が指摘される中、この報道をもとに捜査が本格化、急展開する可能性もある。

 男性は、同誌が事件に関与しているとみて追い続けてきた人物。韓国内で入手されたこの男性の指紋と、世田谷の指紋とを警察の鑑識OBに照合してもらった結果、「同一の可能性が高いと言って差し支えない」と判断されたという。男性は、事件の10日前に来日し、事件翌日に台湾に出国している。同誌によると、実行犯が現場に残したヒップバッグから検出された特殊な化学物質が使用されていた工場で働いていた経験があるなど、実行犯と数々の共通点がある。

 2001年11月に韓国国内で同誌のインタビューを受けた後、男性は姿を消したという。02年秋に台北市内で地元経済人や宗教関係者、政治家と会っていたとの目撃情報があるが、行方は分かっていない。


〔記事は以上です。Sourced by スポニチ Annex〕




■事件の概要

 その事件は、正月を目前にした2000(平成12)年12月30日の深夜、世田谷区上祖師谷3丁目23番26号 宮澤さん方で発生しました。


 宮澤みきおさん、妻・泰子さん、長女・にいなちゃん、長男・礼くんの一家4人全員が犠牲となったこの残忍な事件を、決して忘れないでください。





【犯人の不思議な行動】

 事件当日の夕方、家族4人は、そろって千歳烏山駅付近の商店街で買い物をした後、自宅に帰って食事をしたり、テレビを見たりして、一家団らんの時間を過ごしたと考えられています。

 犯人は被害者宅に侵入し、家族4人全員を殺害しました。その後、朝方まで被害者宅に居座り、被害者のパソコンを使ってインターネットのサイトを見たり、冷蔵庫にあったカップアイスをスプーンを使わずにかじるように食べたりするなど、異常とも思われる行動をとっています。
 31日の朝、犯人は、トレーナーやマフラー、手袋、凶器の包丁など、様々なものを被害者宅に残して逃走しました。
 また、日本では販売が確認されていないサイズのスニーカーの足跡やアメリカにある砂漠のものと思われる砂が入ったヒップバッグなども残しています。



 犯人を一日でも早く捕まえるためにも、皆様の情報や協力が必要です。

 事件についての詳しい内容は、「事件ファイル」をご覧ください。


警視庁成城警察署特別捜査本部

直通電話 03-3482-3829


〔記事は以上です。Sourced by 広報けいしちょう第44号web版 〕



4日前に事件発生から12年、つまり干支がひと回りしました。今度こそ犯人を突き止める可能性が高いかも知れません。

しかし今日の以下のニュースを見ると、韓国はもし犯人が特定されたとしても、日本に引き渡さない可能性が考えられます。


靖国神社放火の中国人 「日本へ渡さぬ」 韓国高裁決定 条約不履行
2013.1.3 18:21 [外国人犯罪]

 【ソウル=加藤達也】2011年12月に東京の靖国神社の門に放火したことを韓国で認め、日本側が日韓犯罪人引き渡し条約によって身柄の引き渡しを求めていた中国籍の劉強元受刑者(38)にいて、引き渡しの適否を審査していたソウル高裁は1月3日、元受刑者を日本に引き渡さないとする判断を下した。韓国の聯合ニュースが伝えた。

 同条約では引き渡しを拒否できる理由として政治犯などを挙げ、それに該当しない場合は引き渡さなければならないとしており、審査では犯行の「政治性」が焦点となった。

 聯合ニュースによると、ソウル高裁は靖国神社への放火を「政治目的との関連性が認められる」と判断した。

 劉元受刑者は2012年1月、ソウルの在韓国日本大使館の敷地内に火炎瓶を投げ込み、韓国で実刑判決を受け服役。取り調べや公判で、2011年12月に靖国神社の門に放火したことを自供した。放火事件を捜査していた警視庁が逮捕状を取得、日本側は条約に基づいて身柄の引き渡しを求めていた。

 元受刑者は大使館への火炎瓶投げ込み事件については韓国で逮捕、起訴されて服役。昨年11月に刑期を終えたが、日本への引き渡し審査終了までの間、拘束されていた。

 放火と火炎瓶の両事件の動機に関連し、「祖母が日本軍の慰安婦だった」などと主張。中国政府はこの点を強調し、韓国政府に政治犯と認定して中国に退去させるよう外交圧力を強めていた。最終判断は韓国の法相が下すが、今回の判断で身柄が中国に引き渡される公算が大きくなった。

 日本政府筋はこれまで、「合理的かつ正当な理由なく引き渡しを拒めば、韓国は犯罪人引き渡し条約の不履行国となり、国際的信用の失墜は免れない」と指摘していた。


〔記事は以上です。Sourced by MSN産経News〕



このままでは、日本の国民感情は納得しません。

今までの民主党から、政権交代したことで、韓国に対して強い姿勢に切り替わる機会が訪れたと考えられます。



今日の靖国神社放火犯についてのニュース、そして世田谷区宮澤さん一家四人殺害事件、ここが第二次安倍内閣の外交力の見せどころだと思います。