福島で震度5強=7人けが、原発異常なし
7月31日午前3時54分ごろ、福島県を中心に東北や関東甲信越地方で地震があり、同県楢葉町や川内村で震度5強の揺れを観測した。気象庁によると、東日本大震災の巨大地震の余震で、震源地は福島県沖。震源の深さは約57キロ、地震の規模(マグニチュード)は6.5と推定される。この地震で7人が負傷した。津波の心配はないという。
総務省消防庁のまとめでは、福島県郡山市で2人、仙台市で1人、水戸市など茨城県内で4人の計7人が負傷した。
〔記事は以上です。Source by 時事通信社〕
震源の深さが速報値の
40km→57km
だったことから
規模M(マグニチュード)も
6.4→6.5
に上方修正されました。
実は、7月30日は、連続して彗星近日点(もちろん別々の彗星)だったので、これが31日の地震発生トリガーになった可能性があります。
07月30日07時20分:3D/ビエラ彗星(1)が近日点を通過(周期6.6年)
07月30日11時38分:D/1952 B1ハリントン・ウィルソン彗星が近日点を通過(周期5.6年)
さて、次の地震トリガーは…
やはり エレニン彗星、気にかかります
新潟・福島の豪雨災害の様子がニュースなどで伝えられていますが、7年前の2004(平成)16年7月の「新潟・福島豪雨」では、400mmを超える大雨が降りました。
そして、それから3ヶ月後2004年10月26日に「新潟県中越地震」M6.8が発生しています。
台風や大雨
は地震発生箇所と関係あるという説があります。
太陽フレアが活発な時、高速太陽風で磁場S成分(南向き)が長時間に渡った時など、地震トリガー。この相関関係がデータから解ります。
「3・11」前の数日間は、激しい太陽フレアの連続でした。
今回、M9.3(地震の規模マグニチュードでなくフレアの強さの等級)という Xクラス寸前の強いフレアが発生
太陽フレアが、「3・11」の前の数日以来、活発化しています。
2011年07月30日11時(世界時=07月30日02時)、M9.3とXクラス寸前のかなり大きなMクラス中規模フレアが発生しました。
発生したのは、3つ並んでいる黒点群の真ん中、1261黒点群です。
フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/30
10:56 M9.3
02:56 C3.3
01:34 C6.4
7/29
21:00 C3.9
09:56 C4.2
09:31 C2.4
05:29 C3.6
03:09 C1.6
01:38 C2.5
7/28
23:45 C4.1
20:57 C5.4
16:52 C2.7
16:26 C1.8
15:56 C1.9
13:39 C2.3
11:20 C5.2
10:18 C1.9
09:09 C2.6
07:58 C1.7
06:35 C2.6
06:00 C2.4
00:47 M1.2
〔記事は以上です。Source by 『宇宙天気ニュース』(Space Weather News)〕
■太陽フレア
太陽面で発生する爆発的なエネルギー解放現象。GOES衛星のX線カメラ画像にて確認できる。発生したフレアの最大値によりA・B・C・M・Xの順にクラス分けされ、Xが一番強い。
どうぞ引き続きご注意ください