富士Sで僅差の5着と健闘した愛馬馬ブレイクランアウト、レース後の情報です。


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東京11Rの富士ステークス(3歳以上GIII・芝1600m)は、2番人気ダノンヨーヨー(北村友一騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒8。
ダノンヨーヨーは栗東・音無秀孝厩舎の4歳牡馬で、父ダンスインザダーク、母フローラルグリーン(母の父フォーティナイナー)。通算成績は11戦6勝となった。

レース後のコメント

5着 馬ブレイクランアウト
カラオケ内田博幸騎手
「直線で一度ガクンとなって、ゴールをすぎてから躓くような感じでしたので馬を止めました。肩のあたりを痛めているかもしれません。たいしたことないといいのですが……」

(c)ラジオNIKKEI




また、キャロットのHPでは‥

メモレポート
23日の東京競馬では中団で力む本馬をなだめることに専念しながら追走。直線に向いて抜群の手ごたえで前との差を詰めてくるも、直線で何度も立て直す不利を受ける。何とか立て直しながら伸びてくるも5着まで。入線後、歩様の乱れが生じたために下馬し、その後診断した結果、右前浅屈腱不全断裂を発症していることが判明しました。「年を重ねて成長して力をつけていたのでかなりのパワーでした。道中はかなり力んでいて何とか折り合いをつけようと集中して運びました。それでも力んでいたのですが、直線では突き抜けるほどのすごい手ごたえでした。前が詰まらなければと思うと悔しいですね。ゴール板の10メートルほど前で歩様に違和感が出て、その後に首を使っていたのでこれ以上悪化させないためにも無理をさせないように、すぐに下馬しました。大事に至らなければと思っていたのですが・・・。馬の雰囲気、乗った感触、あの脚と、このメンバーのなかでも飛びぬけていい馬です。大事に行けば大きなところもと思わせるほどの素質を感じていました。競馬にア
クシデントはつきものではあるのですが、このような事態になってとても残念ですし、申し訳ありません」(内田騎手)「速いところは坂路メインでしたが、それ以外ではポリトラックも併用しながらじっくり乗り込んできました。1年ぶりの出走でしたがレースへ向かうための闘争心もしっかりと作ることができましたし、体も思惑通り。いい状態で復帰戦へ送り出すことができたと思います。レースでは気持ちを全面に見せつつもいい手ごたえで直線へ向かうことができていましたが、狭くなって何度も立て直す不利を受けてしまいました。ジョッキーが異変に気づいてすぐに下馬してくれたのですが、厩舎に戻って確認したところ右前脚の腱を不全断裂していることがわかりました。近くにいた馬が内へ外へとフラフラして何度も切り返さなければいけなくなり、最後に踏ん張ったときに過度な負担がかかって損傷してしまったようです。あれがなければ突き抜けていただろうし、このような事態にならなかったかもしれません。競馬だから仕方のない部分でもあるのですが、
スムーズならばと思うとかなり悔やまれます。夏場は暑さの影響で体調が整わなかったり、骨りゅうが出たりと順調さを欠きましたが、じっくり取り組ませてもらった甲斐があり、ほんとうにいい状態にまで持ってこれましたし、今後の活躍をとても楽しみにできると思っていました。これまで苦楽を共にしてきましたし、本当にブレイクに立派な競走馬になってほしいと思いながら接してきましたが、このようなことになってしまい大変申し訳ございません」(戸田師)1年間のブランクがあるとは思えないほど、いい状態で復帰戦に向かうことができました。これまで上手く行かないこともありましたし、喜び、悲しみ、悔しさ、いろいろな思いをしながらブレイクランアウトを立派な競走馬として育てようとしてくれた厩舎の努力が表れていたのではないでしょうか。それだけにこのような事態になってしまい、誠に悔やまれます。靭帯の断裂などとは異なり命に別状はないものの、残念ながら競走能力喪失との診断結果になったことから、近日中に中央競馬登録を抹消することにな
りました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何とぞご了承賜りますようお願いいたします。なお、本馬に出資されています会員の方へは追って書面をもちましてご案内いたします。
[Carrot Club]




やっとここまで仕上げ、復帰戦で好内容。これからという時に、残念でなりませんショック!