先日、講道館での試合にエントリーが伝えられ、ロンドン五輪へのスタートを切ると思われた
谷亮子が遂に柔道現役を引退することが今日発表された。
同じ柔道女子48g級の 福見友子は
谷亮子に2回も勝ったが、オリンピック代表には選出されなかった
福見友子 茨城県土浦市出身 筑波大学大学院修了(現在、了徳寺学園職=25歳)
2002年4月、福見友子選手が16才の時に全日本選抜柔道体重別選手権大会で、谷亮子選手を破り優勝
でも、過去の実績から谷選手がオリンピック代表に選ばれ、涙を呑みました
そして2007年4月、全日本選抜柔道体重別選手権大会で、産後2年ぶりに復帰した谷を再び破って優勝
遂に、世代交代なる
福見時代の到来
‥にもかかわらず、またしても谷選手が北京オリンピック代表に選ばれた
北京オリンピックで福見選手は、谷選手の打ち込み要員として、谷選手に投げられる為だけに現地入りしている。
優勝した選手が、準優勝の選手の打ち込み要員でオリンピックの現地入り
本当は自分に出場権があるはずなのに
理不尽な話で、本人コーチも関係者もさぞ悔しかったことと思う
ちなみに、彼女のコーチは的確な解説でも定評がある山口香さん。
漫画「YAWARA」は、選手時代の山口香さんがモデルなので、運命の巡りあわせとは言え、皮肉な結果となった。
2008北京オリンピックの谷亮子は何とか銅メダル
「田村でも金、谷でも金額、ママでも金」の名言を残したが、オリンピック3連覇権はならなかった。
年齢的にキレが無くなっている事は、天才と言われた自分自身が一番わかっていたはずなのに、
優秀な後輩たちに代表の座を譲ることはなかった。
谷選手には、自分勝手も極まれりと思う。
柔道界の指導者になる資格は無いだろう
その福見友子選手、9月の世界選手権では年下の浅見八瑠奈選手
(山梨学院大、22歳)に決勝で敗れた。
早くも世代交代か
福見友子選手こそ、一番いい時を、谷の我がままに奪われた一番の被害者だろう
女子48kg級は、今まさに戦国時代
世界ランキングでは、福見友子位、浅見八瑠奈位、山岸絵美(三井住友海上、24歳)が位だが、対戦成績では位の山岸が福見と3勝3敗、浅見とも2勝2敗と全く拮抗。
『世界より国内で勝つ方が難しい』というのが現状だ。
さらに、2012ロンドン五輪では国内選考会ではなく、世界大会での直前2年間POINT上位14選手に出場権が与えられるシステムになった。
これで、以前の谷のように“負けても代表“は不可能に。このことが引退を決意させる要因になったのだと思う。(もっと早くこねシステムにすべきだった)
それでめ、引退会見の締めくくりの「2016リオデジャネイロ五輪での復帰は?」というおバカな記者質問に対し、「まあ、出来る環境が整えば‥」と答えたKYな谷亮子だから、柔道界における今までの自分の立ち位置が理解出来ていなかったのだろう。
さて、その谷選手いや谷先生、参議院議員として元アスリートが所属する文科スポーツ政策委員会でなく8月は何と財務委員会に所属していたことを、昨日所属するロータリークラブに来訪した中西健治議員(みんなの党)に聞いた。
谷亮子に経済の何がわかるの
案の定、何ひとつ発言は無かったそうです
その後、所属委員会は変更されたようですが、再就職先が決まったと判断した谷先生、もう過去の栄光で再当選するのは難しく、6年後は議員活動の頑張り次第だということを、わかっていらっしゃるんでしょうね