東北楽天ゴールデンイーグルスの岩隈久志投手(29)とともに、今シーズン終了後ポスティングによるメジャー移籍の可能性が高くなっている北海道日本ハムファイターズのエースダルビッシュ有(24)は、25日のホークス戦に登板し、バックネット裏でVTRを構えるMLBスカウト陣に、9回を5安打12三振の好投を見せたがチームは0-1で敗戦。岩隈と同じく、国内最終登板[*脚注]を飾ることは出来なかった。
大社オーナーは、年棒の高騰に警戒感を示しており、「去る者は追わず」の構え。これにより球団側が引き留めるなど移籍への障壁ははなくなり、あとは本人の意思次第でメジャー移籍が今オフ発表される公算が高い。
[*注]
ファイターズは残り2試合のみで、26日ライオンズ(札幌)、28日バッファローズ(京セラ)戦
これに全勝しても、マリーンズが残り4試合に3勝した場合、マリーンズのCS進出が決まる。
今季12勝8敗(25試合)
防御率1.79(第一位)は、4年連続の1点台。
これは、金田正一、稲尾和久以来、実に51年ぶり3人目の快挙。
MLBスカウトは、この点を高く評価しており、打線が強く豊富な資金を持つチームがエース級の待遇で獲得する公算が高い。