先ほどのブログ
に書いた国際宇宙ステーション(ISS)における異常発生の原因と思われる現象です。
C3の小規模フレアが発生しました
CMEを伴っており、地球へ影響が来るでしょう
日本時間の、昨日 8月1日17時(世界時1日8時)に、C3.2の小規模フレアが発生しました。
発生箇所は、1092黒点群です。
X線のグラフが長時間増加する長時間タイプのフレアで、同時にCME(太陽ガスの放出現象)も発生
しています。
(しかし、この時間帯に、SOHO、STEREO Behundの更新が止まっていて、詳しい様子を見ることができませんでした。)
写真を見るとCMEで噴き出したガスが、太陽の周囲に広く漂っている様子が分かります。
1092黒点群は太陽の中ほどに来ていたため、太陽を包むように広がる、ハロー型のCMEとなった様です。
もう一枚の写真は、もう少し前の時間のSTEREO Ahead COR2です。
太陽から左に向かって(地球の方向)、CMEガスが飛び出しています
CMEの擾乱の到着まで3日前後と見込むと、地球への到達は明後日、8月4日頃となるでしょうか。
CMEの規模から考えて、あまり大きな変動にはならないと思いますが、
飛ばされてくる磁場の変動によっては、案外大きな乱れとなることもあります。
以上は、本日の『宇宙天気ニュース』を参考にして書いています。
太陽で複雑な爆発が発生
このCME発生とほぼ同じ時間に、
太陽の北半球の向こう側に伸びる巨大な磁気フィラメントが爆発しました
NASA のソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリーが、
その時の動作を記録していますので動画でご覧ください
このふたつの出来事のタイミングは、これらの事象(太陽黒点の爆発と磁気フィラメントの爆発)が繋がっているものだということを示唆しているように見えます。そして、ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリーの動画も、その推論が正しいことを示しています。
黒点とフィラメントの距離が40万km(地球と月との距離に相当)ほど離れているあるにもかかわらず、それらは連動して爆発しているように見えるということは、おそらくこれらが非常に長い磁場によって結びつけられていることの証明と言えるでしょう。
もうひとつの動画
では、黒点から影の多い揺らめく炎が現れそのショックウェーブ(衝撃波)が、
北半球の向こう側のフィラメントの爆発地帯にさざ波のように伝わって爆発を起こしている様子が(動画に記録されたのが短い時間ではありますが)手に取るように見えています。
もう一段、激しい現象が起きたら 地球はどうなってしまうのでしょう
SF映画でなく、これは現実です
2012年12月 マヤ暦が示す あの日 に向けて
これからこのような恐怖が 次々と現れてくることでしょう
オーロラ活動が強まるチャンスですので、注目してください