spaceweather.com
に掲載された
A solar wind stream flowing from the indicated coronal hole should reach Earth later today.
Credit: SDO/AIA
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地球に高速太陽風が到達するのは7月26~27日になると予想されます。
こんなコロナホールは滅多に見られません
どんな影響があるのでしょうか
【コロナホールの特徴】
コロナは非常に高温である。
そのため、可視光よりもエックス線を放射する。
エックス線で撮影した画像では、コロナホールが暗く写っている。
エックス線で見たコロナ:上部の黒い部分がコロナホール
出展:NASA:Solar Physics
コロナホールにはもともとコロナがないのではなく、コロナを次々と噴出している領域である。
太陽を離脱したコロナが太陽風だ。
つまり、コロナホールは太陽風をより強く吹き出す領域でもある。
太陽は約11年の周期で活動する。
これを太陽活動周期、またはソーラーサイクルという。
黒点や太陽フレアは、太陽活動周期に追従して増減するのである。
コロナホールも同様に太陽活動周期を通じて変化する。
停滞期には、極域にコロナホールが発生するが、活発期には様々な緯度に発生する傾向がある。
太陽表面から出た磁力線は、再び太陽表面へと戻る。
磁力線がループとなって閉じているので、コロナを構成するプラズマはこのループに閉ざされて太陽の周囲に存在できる。
一方でコロナホールのある領域では、磁力線がループとなっていない。
この領域では単極(N極またはS極のみ)なので磁力線がループとならず、宇宙空間へ解放されている。
この磁力線にそって、プラズマが高速で太陽から離脱していくのだ。
巨大なコロナホールになると、太陽表面に持続している時間も長くなる。
太陽はほぼ27日周期で自転しているため、コロナホールも27日周期で地球の側を向くことになる。
このため、巨大なコロナホールが発生すると、地球は27日周期で激しい太陽風にさらされ《磁気嵐》が発生するのだ。
このような27日周期の磁気嵐を回帰性磁気嵐という。
太陽を常時監視し、巨大なコロナホールが確認されたらただちに警報する必要がある。
これを宇宙天気予報(スペースウエザー)という。
中国の洪水により三峡ダムの水量が最大となり、自転減速、地震誘発、地球が不安定になるなどの影響を書こうと思った矢先なので、脅威を感じています
回転する独楽(こま)の一カ所に重りをつけたらどうなるか、おわかりになりますよね
そして横から突風が‥
独楽が地球、突風が高速太陽風、そして恐ろしい磁気嵐
はたして地球の運命は‥
■自己防衛のために
に乗るのはやめましょう
Computer は落雷対策のように、気をつけましょう
原発には近寄らないように
送電線のある鉄塔もカナダ・ケベック州の時のようになるかも‥
酷暑で集中力が欠けやすいですが、気を引き締めて生き延びましょう