大外から、いい脚で追い込んできましたが、クビ差まで迫ったところがゴールでした。
7/4(日)福島11R
ラジオNIKKEI賞(G3)
3歳オープン 芝1,800m
曇■良
着順
1着 7枠14番
アロマカフェ
牡3 黒鹿 456kg(±0)
騎 柴田善臣(55.0kg)
調 小島太[東]
1:47.3(35.0) 3人気
⑧⑦⑥④
2着 4枠8番 クビ
クォークスター
牡3 栗毛 496kg(+2)
騎 C.ウィリアムズ(55.0kg)
調 堀宣行[東]
1:47.3(34.5) 2人気
⑫⑫⑮⑬
3着 8枠15番 1/2馬身
レト
牡3 鹿毛 436kg(-6)
騎 幸英明(55.0kg)
調 本間忍[東]
1:47.4(35.5) 6人気
③②①①
レポート
2010/7/4 美浦TC
7/4(日)福島11R・ラジオMIKKEI賞(GⅢ)に出走、馬体重は496kg(+2)でした。スタートがそれほど速くなかったこともあり、じわっと抑えて最初の1コーナーを後方4番手くらいで通過しました。じっくりと脚を溜めて追走しましたが、勝負どころでポジションを上げていくことができず、後方の位置取りのまま4コーナーでは外目を回りました。直線は素晴らしい伸びをみせて前に迫ったのですが、先に抜け出していた勝ち馬にクビ差届かず、惜しい2着に敗れています。騎乗したウィリアムス騎手からは「残り600mくらいのところで上がっていこうとしたのですが、内の馬が外に出てきて、一瞬手綱を引っ張る形となりました。そこで仕掛けが遅れてしまったのが堪えました。最後は素晴らしい脚で伸びてきたし、とても力のある馬だと思います。次に乗る機会があれば、もっとスムーズなレースをさせてあげたいです」とのコメントがありました。
[社台RH]
ダービーには出走が叶わず悔しい思いをしましたが、今日の2着賞金が加算され、秋の菊花賞(G1)には間違いなく出走可能となるでしょう。尚、本馬の血液をあのダイワスカーレットと比較すると、父は同じアグネスタキオン、DSの母スカーレットブーケと愛馬の祖母スカーレットブルーが全姉妹という非常に近い間柄で、愛馬はダイワスカーレットとは4分の3(75%)が同血という血量の関係になります。
もちろん母系は素晴らしく、ダイワスカーレットの兄ダイワメジャー(皐月賞、天皇賞・秋、安田記念、マイルCS=2回‥G1に5勝、重賞8勝)は既にSSの後継種牡馬の一頭となり、来年から産駒がデビューします。
以下に、血統表を掲載しました。
ダイワスカーレット
Daiwa Scarlet
牝 栗毛 2004/05/13生
栗東・松田国英厩舎
血統
父アグネスタキオン
│ (サンデーサイレンス系)
├サンデーサイレンス
│├Halo
│└Wishing Well
└アグネスフローラ
├ロイヤルスキー
└アグネスレデイー
母スカーレットブーケ
│
│ (ノーザンダンサー系)
├ノーザンテースト
│├Northern Dan
│└Lady Victori
└スカーレツトインク
├Crimson Sata
└Consentida
重賞6勝、うちG1に4勝=2007桜花賞、2007秋華賞、2007エリザベス女王杯、2008有馬記念
もの凄い兄妹ですね
クォークスター
Quark Star
牡3 栗毛
2007/05/18生
美浦・堀宣行厩舎
血統
父アグネスタキオン
│ (サンデーサイレンス系)
├サンデーサイレンス
│├Halo
│└Wishing Well
└アグネスフローラ
├ロイヤルスキー
└アグネスレデイー
母フェスタデルドンナ
│
│(ミスタープロスペクター系)
├ヘクタープロテクター
│├Woodman
│└Korveya
└スカーレツトブルー
├ノーザンテースト
└スカーレツトインク
比較してみてください。似てるでしょ
今後の活躍によっては、種牡馬になれるかも
期待しちゃいます
さて、メインの重賞レースでしたので関連記事が、たくさんあります。
競馬ニュース速報
7/4(日)17:07
【ラジオNIKKEI賞(GIII)】(福島)~アロマカフェ 重賞初V
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福島11Rの第59回ラジオNIKKEI賞(GIIIハンデ、3歳、芝1800m)は、中団から徐々に押し上げた3番人気アロマカフェ(柴田善臣騎手)が直線の追い比べから抜け出して優勝。勝ちタイムは1分47秒3(良)。クビ差2着に後方から追い込んだ2番人気クォークスター、さらに1/2馬身差で3着に先行した6番人気レトが入った。
アロマカフェは美浦・小島太厩舎の3歳牡馬で、父マンハッタンカフェ、母カリーノカフェ(母の父ハートレイク)。通算成績は8戦3勝となった。
~レース後のコメント~
1着 アロマカフェ(柴田善騎手)
「ゲートもうまく出て、いい位置で競馬が出来ました。直線では少しモタれていましたが、よく辛抱してくれました。この馬はまだまだ良くなると思うし、秋が本当に楽しみな馬です」
2着 クォークスター(ウィリアムズ騎手)
「向正面で内の馬に邪魔されて後ろに下げざるを得ませんでした。でもそこからいい脚で伸びて来ているので、次のレースも楽しみだと思います」
(c)ラジオNIKKEI
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7/4(日)21:20
アロマ接戦制す!また善臣/ラジオN賞
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<ラジオNIKKEI賞>◇4日=福島◇G3◇芝1800メートル◇3歳◇出走16頭
中団を進んだアロマカフェ(牡、美浦・小島太)が、直線で大外を強襲したクォークスター(牡、美浦・堀)の追撃を首差振り切り重賞初制覇。柴田善臣騎手(43)は、先週の宝塚記念に続き2週連続の重賞Vとなり「いいですね。たまには。4角での手応えが良かったし、よく伸びてくれた。前回(青葉賞)乗ったときにも思ったが、秋はもっと良くなる」と会心の勝利をふり返った。3着にはレトが入った。
池江泰郎師のJRA全10場重賞制覇がかかったトゥザグローリーは向正面から一気に進出したが、直線の伸びを欠いて5着に敗れた。
馬連(8)(14)は1830円、馬単(14)(8)は3750円、3連複(8)(14)(15)は9510円、3連単(14)(8)(15)は4万7000円。
(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)
(c)日刊スポーツ
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