唾液の成分から癌を発見する技術、開発される。


慶応義塾大先端生命科学研究所とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の共同研究グループが、唾液に含まれる物質から癌を発見する技術を開発したと発表しました。


参考:慶応義塾のプレスリリース

メモ唾液検査でがんを発見する新技術を開発 (2010.06.28)

慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市、冨田勝所長…以下「慶大先端研」)の杉本昌弘講師らのグループは、唾液を分析してがんを高精度で発見する画期的な方法を開発しました。これはUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)歯学部David T. Wong(デビッド・ウォン)教授らとの共同研究によるものです。



糖やアミノ酸など54種類の物質について健常者と癌患者とで濃度などが違うものを特定し、これを解析することで癌を識別するもので、口腔癌で80%、乳癌で95%、膵臓癌に至っては99%の精度で識別できたという。膵臓癌については明確な症状が出ないため早期発見が難しいことや、手術などの治療が行なわれた場合でも5年生存率が20%程度とされているため、実用化が期待されるだろう。

なお、研究結果については6月28日にオランダで開かれた国際メタボローム学会の2010年カンファレンスで発表された。




これは画期的アップ


簡単に、しかも早期に癌を発見出来れば、生命が助かる人がたくさんいますねビックリマーク