涙を馬のたてがみに心は遠い草原に… -STIL0004.jpg

以下は地震発生前の『宇宙天気ニュース』です。↓↓↓↓↓


2010/06/12/11:41更新
M2.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。

つい先ほど、12日10時(世界時06月12日01時)に、太陽でM2.0の中規模フレアが発生しました!!
Mクラスの中規模フレアの発生は、5月6日(日本時間)以来、1ヶ月ぶりです。

フレアが発生したのは、太陽の北西(右上)に急速に現われた1081黒点群です。
この領域は、昨日のニュースの時点では、影も形もありませんでした。
(昨日のニュースのSOHO EIT195を見てください)
昨日の午後くらいから、急に姿を現した黒点群です。
そのため、EIT195の動画では、活発に活動している様子が見られます。
その発達が続いて、M2.0のフレア発生となった様です。

SOHOの可視光写真では、1081黒点群は小さな黒点がリング状に連なるように見えています。
磁場写真を見ると、白と黒のN極、S極が混じっていて、ある程度複雑な構造をしているようです。
フレア活動が継続する可能性がありますので、しばらく注目してください。

また、昨日のニュースで、1079黒点群と紹介した南西(右下)の黒点は、1080黒点群と別個の番号が付けられていました。
1079黒点群は、1080群の右の白斑になってしまった領域に現われた黒点の番号でした。


『宇宙天気ニュース』は以上です。


これが翌13日に発生した福島県沖M6.2地震のトリガーだったかも‥



その後も太陽では、黒点・フレア・磁場などが活発なようです。