鳩山由紀夫首相は28日、沖縄県名護市辺野古周辺を普天間飛行場の移設先とする日米共同声明に反対し、政府対処方針への署名を拒否した福島瑞穂消費者・少子化担当相を罷免した。戦後、首相が閣僚を罷免するのは福島氏で5人目。
〔記事は以上です‥Sauce by 毎日新聞〕
2010/05/28 21:01
福島みずほ
辞任でなく罷免を選択
北朝鮮がテポドンの発射準備中、日本列島に危険がある可能性があると思われた場合、自衛隊が迎撃すると発表したことに対し、これを非難する声明を出した。
今回は、基地移転先についてまともな代替案を出すわけじゃなく、同じ内閣の一員でありながら終始政府案に反対する姿勢を貫いた。
しかも自分が悪いのではなく、鳩山首相が悪いのだから辞任の必要はないという徹底抗戦で自身の主義主張を通した。
もう二度と着くことのない「大臣」の幕を引くことになろうとも、信念を貫いたのは、その思想の善し悪しは別にして、政治家としては鳩山邦夫よりマシなのかも知れない。