涙を馬のたてがみに心は遠い草原に… -image_756.jpg


素晴らしいカメラですね!!


NASAの新しい衛星SDOから、太陽の最新画像が届きました。


NASA Sciencd News のサイトでは、太陽から噴出するプロミネンスの動画が見られます。
http://science.nasa.gov/science-news/science-at-nasa/2010/21apr_firstlight/



さて、太陽では、
太陽風の小規模の乱れが続いています。磁気圏活動が強まりそうです。

昨夜より、太陽風の乱れの第二波がやって来ています。

太陽風の速度は22日午後には低下に向かい、夕方までに400km/秒まで下がりました。

一方、磁場強度は、2nT近くまで弱まったものの、その後5nTを再び超え、深夜には10nT近くまで高まりました。

その頃には速度も少し上がって、420~440km/秒あたりを 上下に変化しています。

磁場強度は 現在も5nTと10nTの間を大きく変動していて、23日朝からは、南北成分が大きく南を向くようになっています。

つい先ほども、-8nTの南向きが1時間ほど続いていました。
この傾向が続くと、磁気圏活動が活発化するでしょう。

AE指数でも、既に500nTの変動が観測されています。
今後の活動にも注目してください。


太陽風の乱れの発生源であるコロナホールは、太陽の西側へ大きく回っていきました。
太陽風の変動も今日いっぱいくらいで、
明日以降は穏やかな太陽風に戻るのではないでしょうか。


太陽は無黒点が続いていて、X線も全く変化がありません。

あちこちで話題になっていますが、アメリカの新しい太陽観測衛星 Solar Dynamics Observatory の素晴らしい画像が公開されています。
衛星の略称は SDO とのことで、これからも素晴らしい写真とともにこの名前を見ることになりそうです。

期待しましょう。




(『宇宙天気ニュース』から記事を引用しています)



磁気の南向き成分は、地球にしばしば、地震や火山噴火のトリガーとなっていますので、注意が必要です。


さらに、これから月末にかけてやってくる下記のトリガーにもご注意ください。


04月26日 20時08分
スペースウォッチ彗星(C/2007V053)が近日点を通過

04月28日 21時18分
●満月

04月30日 09時26分
マクノート彗星(C/2009K5)が近日点を通過