米中西部一帯で14日夜、上空に「巨大な火の玉」が現れたとの報告が相次ぎ、当局に問い合わせが殺到した。

米気象局(NWS)は隕石だった可能性を指摘するが、破片などは確認されていない。


火の玉が現れたのは午後10時ごろから約15分間。アイオワ、イリノイ州境のNWSは「北の空を西から東へ横切った。地平線に到達する前に細かく砕けて視界から消えた」としている。レーダーにはこの時間帯に、ウィスコンシン州南西部上空を走る煙の線が記録された。また、一部地域では衝撃や家の揺れが報告されたという。


火の玉の正体は明らかでない。ただNWSによると、今月初めから観測されているおとめ座ガンマ流星群は、14~15日にかけてピークを迎えていた。



〔Sauce by CNN〕