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ビッグレッドファームから2010年版『繋養種牡馬のご案内』パンフレットが届きました。


昨2009年の種付頭数は、
マイネルラヴ 175頭
ステイゴールド 128頭
アグネスデジタル 111頭

と、100頭超え種牡馬が
3頭に‥


逆に、ロージスインメイは初年度産駒が意外に不振だったことで、前年の150頭→66頭と大きく減少


その分を、ステイゴールド、メジロベイリーの大幅増で補った形になった。

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その名の通り、宝塚記念と有馬記念、二つのドリームレースを制覇した ドリームジャーニーを輩出したステイゴールドは、国内シャトル種牡馬のため、今春はビッグレッドファームにいない。

しかしその分を補うべく有力種牡馬が加わった。

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目玉は何と言っても新種牡馬コンデュイット

◆コンデュイット(Conduit)
2005年・アイルランド産

まだ5歳の若さビックリマーク
15戦7勝
ブリーダーズCターフ(G1)2回、キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(G1)、英セントレジャー(G1)、ゴードンS(G3)などに優勝

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父Dalakani(ダラカニ)は、全欧年度代表馬、全欧3歳牡馬チャンピオン、凱旋門賞(G1)、仏ダービー(G1)、リュパン賞(G1)、クリテリウムアンテルナシオナル(G1)、ニエル賞(G2)グレフェール賞(G2)、シェール賞(G3)など9戦8勝。
唯一の敗れたのが愛ダービー(G1)の2着。

代表産駒として、コンデュイットの他に、ムーンストーンが愛オークス(G1)を制し、英オークス(G1)2着。

母Well Head は、日本でもお馴染みの Sadler's Wells を父にもち、日本の競馬・馬場に対して適性がありそう。

名伯楽・岡田繁幸氏は、『種牡馬を生み出すような種牡馬』の獲得にターゲットを絞って世界中の馬の中から探し出し、コンデュイットが社台グループのサンデーサイレンスのような存在となることを、自らの慧眼で確信して、ビッグレッドファームの将来を見据え、導入を決めたという。


三年後、コンデュイットの産駒がターフに姿を見せる時、日本の競馬はどうなっているのだろうか。


とても楽しみですね音符