◇ラドラーダ
牝・3歳、美浦・藤沢和雄厩舎
父*シンボリクリスエス
母*レディブロンド
BMS:Seeking the Gold
メモ12日の中山競馬では好スタートを決め中団の内めを追走。手応えよく直線に向くが、進路が狭くなる場面もあり2着。「未勝利戦ではスピードの違いから前へつける競馬になっていましたが、クラスが上がった今後のためにも馬群の中で揉まれる経験をさせたいと考えていました。しっかり折り合うことができて、あとは追い出すタイミングをはかるだけだったのですが、前が開かず申し訳ないことをしてしまいました。いい枠をひいてロスなく運ぶことができましたし、ラストはよく伸びているだけに余計に悔しいです。ただ、古馬相手ですぐに通用したように、先々がとても楽しみであることに変わりはありません。折り合いがついたことも今後に向けて必ず活きてくると思います」(北村宏騎手)
不利はありましたが、上のクラスでも力上位であることを十分に感じさせてくれる内容でした。今後については美浦に戻してからの状態を見て判断します。


◇ コロンバスサークル
牝・3歳、美浦・小島太厩舎
父*ホワイトマズル
母マンハッタンフィズ
BMS*サンデーサイレンス
メモ9月12日(土)新潟・芝1,600m(牝馬限定)戦に中舘騎手53kgで出走。馬体重は前走から増減なしの444kgでした。レースでは後方からとなり、後ろから3頭目を追走していきました。道中は動かず、直線外目に持ち出して追撃態勢に入りました。追われてから手応え通りの伸びを見せていったんは先頭に立ちましたが、最後は内の馬に交わされてしまい悔しい2着に敗れています。勝ち馬からは1/2馬身差でした。レース後、中舘騎手は「出遅れる癖があることをスタッフから聞いていました。末を活かすつもりでスタートから出して行こうとは考えていませんでしたが、ゲート内でバタバタしていてかなり煩かったです。それでも道中は上手に走れていたのですが、反応が良すぎて早めに先頭に立ってしまい、フワッとしてしまいました。もったいない競馬をしてしまい大変申し訳ございませんでした。すぐに勝てる力はあります」と話していました。


◇(外)ブレイクランアウト
牡・3歳、美浦・戸田博文厩舎
父Smart Strike
母Queue
BMS*フレンチデピュティ
メモ12日の阪神競馬ではまずまずのスタートから中団を追走、直線は外から鋭く伸びるもわずかに届かず2着。 「悔しいですね。折り合いはつくことはわかっていたので、ゲートから出していき、ポジションを取りに行った。いい位置で折り合えたし、スムーズなレースはできましたね。着差が着差だけに負けたのは悔しいけど、相手は皐月賞馬だから仕方ありません。まだ3歳馬でこれから良くなってくれそうだし、距離は心配がないことも分かったので、これからが楽しみです。 GⅠ馬の底力にやられたとしか言いようがないです」(藤田騎手)「藤田ジョッキーも悔しがっていたし、私も同じ気持ちです。勝ち馬は道悪が上手だし、良馬場ならブレイクの方が差し切っていたかもしれません。この後は在厩で馬の状態を見てから決めていきます」(戸田師)今回のレースは2着に負けたとはいえ、昨年の皐月賞馬にゴール前まで迫る勢いで、非常に価値のあるレースでした。今後は状態を見て在厩で調整していきます。


◇リュシオル
牝・3歳、美浦・小島太厩舎
父*クロフネ
母*ホワットケイティーディド
BMS:Nureyev
9月12日(土)中山・紫苑S(メモ秋華賞トライアル・芝2,000m)に54kg武幸四郎騎手で出走し4着。馬体重は6kg減の448kgでした。スタートはまずまずでしたが、スッと下げて道中は後方からの位置取りとなりました。直線入口では外に持ち出すまでに手間取りましたが、直線で外に出してからは猛然と追い込んできました。しかし、勝ち馬から0秒2差にまで迫ったところがゴールでした。小島太調教師は「今回の結果次第ではまたダートに使うことも検討していたのですが、直線鋭い脚を使って追い込んできましたので、次走も芝のレースを使うことにします。距離もこなしてくれました」とコメントしています。また武幸四郎騎手は「前半は硬いところがありましたが、走りながらほぐれてきました。芝は問題ありません」とコメントしています。


◇スコアズビー
牝・2歳、美浦・国枝栄厩舎
父*ロックオブジブラルタル
母*シルバーチャリス
BMS:Rainbow Quest
メモ9月13日(日)中山・芝1,600m戦に54㎏蛯名騎手で出走し2着。馬体重は増減なしの440kgでした。好スタートから、スタート直後は前をうかがう位置取りでしたが、折り合いをつけることに専念するような形で4~5番手に下げました。直線では外に持ち出して追いだしましたが、ゴール前でよく伸びてきたものの勝ち馬には及ばず、勝ち馬からは0秒2差での入線でした。蛯名騎手は「レースを使ってきていることもあり、今日は本馬場入場の時点からテンションが高くなっていました。レースではポンと出すぎたこともあって、向こう正面で折り合いをつけるのに苦労しました。このあたりが改善されてくると、もっとよくなると思います。また、最後はよく伸びていましたが、ジリ脚の印象ですので、直線長い東京コースのほうが向いているかもしれません」とのこと。国枝調教師は「今日は装鞍所からうるさかったので、もう少し落ち着いてくれればいいのですが…。また、いいスピードを持っていますので、もう少し距離を
短くしてもいいかもしれません。次走は4回東京開催の1週目(10月10・11日)の出走を目指します」とコメントしています。


今週は勝てませんでしたが、9頭で2着4回。3・4・5着が各1回と、まずまず健闘しました。次走に期待がもてますね。


来週出走する愛馬にも期待したいです。