涙を馬のたてがみに心は遠い草原に… -sakurajima

3月10日午前5時22分頃、鹿児島・桜島の昭和火口が噴火し、大きな噴石が2合目まで飛んだ。

気象庁は、噴火が今後活発化する恐れがあるとして、噴火警報を出した。同庁は今月2日、噴火警戒レベルを2の火口周辺規制から3の入山規制に引き上げており、桜島で噴火警報を出すのは同日以来。


気象庁によると、昭和火口と南岳山頂火口から約2キロの範囲では、大きな噴石が弾道を描いて飛散したり、火砕流が起きたりする恐れがある。


なお、噴火警戒レベルは3を継続させた。



桜島1914年の大噴火


火山活動による災害は、火山灰等の降下物や溶岩流等の流下物が原因となる事例の他、大規模崩壊、降雨時の土石流等もあげられる。同じ九州にある雲仙では1991年6月3日の火砕流により死者・行方不明者43人という大惨事が知られている。


桜島では、1914年の大噴火による溶岩流によって、大隈半島と陸続きになった。
涙を馬のたてがみに心は遠い草原に… -桜島1914
桜島1914年大噴火


その後、1946年、1972年、1984年の噴火を経て、現在も活発な活動を続けている。


今回の噴火は、噴石が既に2合目にまで到達し、民家に迫っている。

人的な被害が心配される。


それなのに何故レベル3に据え置き!?


来るべき東海地震の警戒宣言を発令するかどうかの決断の際にも、そうなることが懸念されているが、地元鹿児島県の経済活動に対する影響の大きさを考慮しているのだろう。


気象庁には、日本経済の心配は不要!!


業務に専念し、情報を早く正確に伝えるのが課せられた使命。

被害を最小限に食い止めるために、気象庁は早急に噴火警戒レベルを3から4に引き上げるべきだパンチ!