水の都として世界遺産に登録されたイタリア北部ベネチア(ベニス)が1日、アクアアルタと呼ばれる高潮に襲われて旧市街全域が冠水、都市機能がマヒしているというニュースが伝えられました。
高潮の高さは1986年以来、最高の156cmセンチに達しました。
ベネチアでは毎年秋から冬にかけ、季節風と低気圧の影響で高潮が起き、海面水位が上昇
これによる冠水の被害がしばしば発生する。
近年は地球温暖化による海面上昇などの影響で、冠水が頻発しているが、全域が冠水するのはまれだという。
中心部のサンマルコ広場も完全に水没した。上の写真のように観光客が記念撮影してました
2006年夏、イタリアへの家族旅行の際も、水があちこちのマンホールや排水溝から湧き出ている光景を目にしました
多くの商店やレストランが閉まり、水上バスも運休。旅行者はホテルに閉じ込められ、住民も1階の家具を2階に上げるなど対応に追われる様子が伝えられました。
イタリア政府は高潮被害を防ぐため、総工費約43億ユーロ(約5100億円)をかけて海中に防潮壁を設置する工事を進めており、2014年に完成予定。 (共同ニュースより)
地球に接近した月の引力が強まっているようです。
海面ばかりでなく陸も上昇 地震が起こりやすい状況にあります
地球温暖化では、やはり土地の海抜が低い東京が、秋の大潮の時期や、
強い台風などの接近で気圧が低下し、海水面が上昇
ベネチアのように冠水するといった可能性もあります
決して他人事ではありませんね