遅くなりましたが、先週は愛馬が2勝
これで2008年の勝ち鞍は12と好調です



先ず、12日(土)福島3R 3歳未勝利D1700mに56kg中舘英二騎手で出走した
ウォータクティクスは内枠を利してハナに立つと、マイペースで逃げました。3コーナーで後続との差を広げると直線は独走となり、2着馬に2.1秒の大差をつけて1着、待望の初勝利を挙げました。勝ちタイムは1.45.1でした。騎乗した中館騎手からは「ここではモノが違いましたね。直線もほとんど引っ張ったままでしたし、僕は跨ってるだけでした。とにかくフットワークが他の馬と全然違いましたね」と絶賛のコメントがありました。
このレースの勝ちタイム1.45.1(やや重)を福島で土日に」行われた同距離レースとのタイムで比較すると、古馬・格上クラスの同日8R 4歳上500万円下(牝)ヤマニンパルファンの勝ちタイムが1.46.8、また12R花見山特別4歳上500万円下に優勝したヒシポラリスの勝ちタイムが1.45.8、さらに翌13日(日)では3R同じ3歳未勝利ヒカリコーズウェイの勝ちタイムが1.48.2、9R 4歳上500万円下ノーキュアノーベイの勝ちタイムが1.46.3と、3歳なら上のクラスも難なく突破できるだけの能力と高い資質があることが数字からもうかがい知れ、ウォータクティクスの奥の深さをを確信した。
ウォータクティクスは、父ウォーエンブレム 母アドマイヤハッピー(BMS*トニービン)
栗東・池江泰寿厩舎所属の牡・3歳[Sunday Racing]
母系も優秀で、母の姉にサンスポ阪神牝馬特別(G2)、読売マイラーズC(G2)勝ちの 、エガオヲミセテ、また母の弟には高松宮記念(G1)、京王杯スプリングC(G2)のオレハマッテルゼがいる。
父ウォーエンブレム導入時には世界中の注目を浴びたが、牝馬に興味を示さないなど、種牡馬としての能力に「?」がつき、産駒数も非常に少なかった。しかし、社台グループの総力を挙げて受精能力UP(^^;に取り組み、種付け頭数もやや上向いて来たが、まだJRA登録された馬が2006年からの3年間で20頭と、数の上では他の大物種牡馬のそれを大きく下回る。
ウォータクティクスはレース後、左前脚のソエを痛がり、レース直後はかなり酷い様子でしたが、2~3日経過するとだいぶ症状は落ち着いてきました。それでもここで無理はできないため、4/16(水)に山元TCへ放牧に出して、しっかりと立て直すことになりました。初勝利を挙げ、これからという時に残念ではありますが、この馬の将来を考え、今後の具体的な予定は設定せず、治療に専念します。
もう1頭の勝ち馬マッカランは、13日(日)中山5R 3歳未勝利 芝2,500mに56kg 藤田伸二騎手で出走。スタートで出遅れながら無理せず中団の位置。終始中団の位置でスムーズに折り合い、3~4コーナーで外目に持ち出しつつ、5~6番手の一角で直線へ。直線で追い出されると大外を力強く伸び、後続に2馬身2分の1差をつけ見事優勝。勝ち時計は2.40.7(重)、上がり3ハロン37.6。藤田騎手は「ハナに行ってもと思っていましたが、出遅れたので無理せずジックリとレースを進めました。少し線の細い感じはありますが、パワーがあるから重馬場でもノメってはいなかったし、終いも良い脚で伸びてくれました。良馬場で1800~2000m位の距離ならもっと斬れる脚が使えると思います」とのコメント。加藤調教師は「センスも良いし、強い内容でした。ここからまだ良くなってきそうな馬ですし楽しみです。次走については、レース後の馬の状態を見て検討します」とのこと。
抽選を覚悟で、青葉賞かプリンシパルステークスでダービー出走権を獲って欲しい。
父アグネスタキオン 母オークミード(BMS*トニービン)
牡・3歳 美浦・加藤征弘厩舎 [Green Farm]
祖母シャダイアイバーはオークス馬。近親にペインテドブラック、ガレオン、プレシャスカフェ、エアジハードなどがいる。