9月になって気候が穏やかになりつつありますね。

隙間探しも終わったかに見えましたが、一つ見逃しがありました。
1階納戸内に追加で設置した気密タイプの天井点検口ですが隙間が空いてました。
しかも、この隙間風。暑い🥵!

天井裏に断熱材入ってないの?と思い、点検口を開けてみるとグラスウールの断熱材はあったのですが点検口箇所の断熱材がめくれ上がってたので、点検口部分は無断熱状態でした!

どおりでここの天井だけ暑いワケだ!
急いで元に戻しました。

戻したけど、まだ隙間から風が来ます🌪
何となく建て付けが悪そうなので、何かの点検の時に見てもらおうかな。

とりあえず点検口の隙間を養生テープで封印しました。納戸内なので、見た目は全く気にしてません。でも流石に、白い養生テープに変えようかな。


本来は隙間風があるとワナワナするところですが、ちょっとワケがあってホッとしました。

というのも点検口を開けると、オールバックになりそうな位、室内に風が入ってきましたが、これは天井裏空間に外気を取り込んで通気している証拠と思います。天井裏断熱の場合、天井裏が通気されてないと冬場は結露してやがて木材が腐ります。ガーンガーン
なので、通気がされてそうでホッとしたワケです。

普通に施工されてたら問題ないのですが、実は施工途中でミスがあった箇所なので心配してたんです。


天井裏で通気するために、外壁内部の通気口や、軒天の通気口から取り入れた外気を棟換気で通気します。



設計上、2階と1階(下屋)に3箇所棟換気を設置することになってましたが、家を建ててる途中で下屋に棟換気が無いことに気づきました。

タイムリーに見てたyoutubeの動画で下屋に棟換気の設置忘れがよくあるとのことだったので、たまたまチェックして気付くことができました滝汗

なぜ気付いたかというと、2階と1階で外気を天井裏内へ通す通気口の施工方法が違ったからです。

そもそも2階と1階で垂木の大きさや納め方が違いますが、2階は垂木の高さ分の隙間があります。


一方で1階の垂木は2階より小さく納め方が違うので、垂木と垂木の間に転がり防止材があります。
本当はこの転がり防止材の高さを半分程度にしとくと通気口となるわけですが、うちの場合は野地材までピッタピタに接しているため、十分な通気口がありませんガーンガーンガーン
軒天や外壁内部から通った外気がここで止まってしまい、天井裏内に空気が届きません。


あれれーと思い、下屋の屋根に昇って棟換気が無いことを確認して指摘しました。

忘れた棟換気は後付で対応してもらい、1階の通気口については、転がり防止材に穴を開けて、通気口を設けて貰いました。
穴まで開ける必要はないと言われましたが、どう考えても、軒天や外壁の通気口から棟換気までの間で空気が通らないため、懇願して開けてもらったんです。

分かりにくいですが、転がり防止材の真ん中にドリルで穴を開けて貰いました。ちょっと穴が小さいとは思いますが無いよりマシです。
本当に施工途中で気付けなければ危なかったゲロー

そんなことが施工中にあったので隙間風にホッとしてました。現場通いは大事ですねー。