引き続き大開口の障子問題について。



悩んでいると嫁が障子に代わるいいアイテムを見つけてくれました!



それは、断熱ロールスクリーンでした。


え?なにそれ?と思われるかもしれませんが、株式会社メタコの製品で、建築家の横内敏人さんと共同開発されたものです。

普通のロールスクリーンと異なり、ロールスクリーンの両端部を、窓枠に造作したガイドレール内に納めることで、ロールスクリーンがピンッと張れます。また、ロールスクリーン内にも芯材(重り)が入ってより張り感を出してます。
それだけのことなんですが、ピンッと張られることや芯材があることで障子っぽい見た目になります。

また、普通のロールスクリーンだと、両端部に隙間があるので窓の冷気が部屋内に侵入しますが、この商品はロールスクリーンが窓枠のガイドレールに納まることで、窓から来る冷気を遮断しコールドドラフトも抑制することができるようです。


(株)メタコのウェブから引用しました。

左の写真が設置写真ですが、ロールスクリーンぽくなく障子みたいに見えませんか??

また、右の写真のように、ロール本体を窓枠天井部内にスッキリ納めることもでき、より障子感がアップ⤴️しますし、全開にしたときに、ロールのたまり部が見えなくなるため、大開口を満喫することができます。ロールスクリーン本体が見えてしまうと、雰囲気が良くないですからね。



嫁から教えて貰ったときにこれやないか!と思い、すぐサンプル請求しました。
送られた本体の素材は生地というか頒布みたいな頑丈なものでした。
夜使うときに外から透けて見えないか心配でしたが、サンプル生地で試してみたところ問題なさそうです。

すぐに、うちの建築家さんにLINEしたところ、初めて知った商品のようで、すぐメタコの営業さんと打合せしてくれました。

この商品は現地で大工さんの加工が必要なため、後付けが難しく、設計段階から検討しないと設置が大変みたいです。
当然、うちは設計段階なので、問題無く設置可能とのことでした。ただ、窓枠を通常よりも若干厚くする必要はあるみたいですが、全然問題ないです。

まぁ、大工さんの施工手間とかもあって、普通のロールスクリーンを設置するより高くつきそうでしたが、リビングの大開口は重要ポイントなのでよしとしますニヤリ


そんなこんなで、LINEで細かくやりとりしながら基本設計が進んでいきました。