ジュノでの暮らし | Nentendo

ジュノでの暮らし

職人バザーで装備強化

 この当時、ジュノはまだ人が少なかった。競売もまだ始まって無かったので、下層競売前に人が居る事は無く、バザーの人が何名か居るだけ。ヴァナの経済活動は、まだ活発では無かった。

 そんな中シフ猫は、シーフであるため、自分達より金持ちだったのだが、自分が装備強化したい事を見透かしてか、こう言った。

 

「メタルナックル売ってる人が居るよ。お金貸すから買ったら?」

 

 下層のモグ前でバザッてた職人の方から、5000ギルで武器を買った。ナックルは命中+が付いてるのでありがたい。

 

チョコボ免許で広がる世界

 それからみな、クフィムの野良パーティなどに参加して、経験値を稼ぐ日々が続いた。レベル20を越えるとクエに向かい、チョコボ免許の取得を目指す。

 自分はテクテクとメリファトまで行き、トンボを狩って、野草を集めたりしてた。チョコボクエは当時、ヴァナ1日に1度しか出来なかったので、クリアまでしばらくかかった。やっと免許が取れた時は嬉しくて、1度チョコボでウィンに帰ることにした。

 

 快適なチョコボ旅。誰にも絡まれる事は無い。 メリファトで見つけたゴブリンキャンプも、真ん中でくつろいでもみんなシカト。余裕でウロウロしてたら、間違えて降りてしまった。聞こえるゴブの唸り声。ゴブ3匹に囲まれて、あっという間にジュノへ逆戻り。減った経験値を稼ぎにまたクフィムへと赴く。

 

LV30越えたらEXジョブ

 次の目標は30となった。EXジョブクエを受けるためだ。だけど、ドラゴンミッションもあるし、LVが上がるとサポが割れるので、サポ上げも必要。飽きる事ないこの世界は、最初からやることがいっぱいだった。

 

 何をするでもなく、皆でうろうろするだけの日も多く、それでも本当に楽しかった。アビリティマクロにセリフをつけたり、パニックモーションで魔法詠唱したり、上層の見えない床にハマってGM呼んでもらったり、いろんな事が最初の頃にあったけど、この時期が本当に楽しかった。

 

 一方で、LV差という問題が出てきた。レベル上げは、最大で3差。できれば2差までが好ましく、後衛のほうが下なら良いが、前衛が弱いとなかなか狩れず、苦労の割に後衛が美味しくない。そのため、バラバラにレベル上げする事が多くなった。それでもみんなLV30を越え、EXジョブクエが受けられるようになった。

 

パーティ仲間からLS仲間へ

 骨がメインの獲物だった当時、自分はモンク以外をやる気は無かったが、黒猫は暗黒を上げ始めた。それから、5人組の仲間達だったけど、6枠目には浮動のメンバーが居て、白タルか、白猫か、ヒュム戦が加わる事があった。

 1パーティで収まる時は不便を感じないが、はみ出ると会話しずらい。そんな時、シフ猫があるものをくれた。リンクパールだった。みんなよりギルを持ってた彼女が、リンクシェルを買ってくれたのだ。これを配られたおかげで、わざわざパーティを組まなくても会話が出来るようになり、誰が居るかすぐに分かるようになり、お互いを誘いやすくなった。

 シフ猫はオートリーダーですぐに40を越え、赤樽も皆より活動時間も長くて40越え。自分や戦猫は週末しか長く遊べないので30台をゆっくり上がって行ってた。 みんなで行動する事は減ったけど、LSの仲間というカタチで、仲良くやっていけていた。