ファイナルファンタジー14 | Nentendo

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ゲームの思い出とかとか

オンラインのFFは始めるまでも冒険 

 PCで最初に出て、PS3でも出すと聞いてたので、その時を一生待ってた。

 発表になってからもファミ通かなんかの記事を見て、概要を理解し、アーマリーシステムというふざけたシステムに憤慨していたものの、14は11っぽい5種族で作られており、面白さに疑いの余地はないと思っていた。

 高いグラボが売り切れてる。FF14をやるには高スペックPCがいるなど、周辺の話題はことかかず、とはいえいつになってもPS3版は登場しそうになかった。その出来の悪さで大炎上がおき、社長が退陣するなど、とにかく期待してたのとは真逆の評判しか聞かないFF14はいつしか作り直すという話になり、そしたらその時こそPS3で出る。しかも、サービスインはPC版と同時になる、と聞いてPS3を用意した。

 

オンゲーは初期のカオス感が1番楽しい

 オープンβ数回とアーリーアクセスと正式リリース。 11の時ほどではないが、確実に新しい世界ができた時のドキドキをこの時も味わうことができ、自分は楽しくて仕方なかった。 11の時以上に作り込まれた世界。美しいグラフィック。あの頃同様の緊張感はなかったが、ある程度のカオス感は14にもあり、とにかくなるはやで帰宅して、即ログイン祭り、という生活が帰ってきた。 この頃は11の頃よりも近場に住んでいたので、あの頃ほど酷い生活にはならなかったが、休みの日は早朝から遊んだ。さらに近場に引越し、朝から遊んでる時にマンションの点検が来て露骨に不機嫌になったりもした。

 そして、11の時と同様に最初の友達ができた。もはやコミュニティへの所属は必須という感覚だったので、最初からFCに入り、毎日のようにFCの方々と遊んだが、しかしこの時の別れも早かった。副リーダーがリアル事情で離脱すると、楽しい仲間はどんどん抜けて、姉御的な良い方もやめて独立してしまった。1番仲の良かった3人くらいが居なくなったことで、自分も居づらくなり、さらに言うと抜けたらサーバーにも居づらいなと思い、別れの挨拶をしてFCを抜け、そのままワールド移転した。

 

職場の人と遊ぶのも色々気を遣う

 リアル知り合い達に誘われたこともあり、そのサバに移動したが、ここの人たちはみんなFF11経験者だったこともあり、話も通じたが、一方で仕事の絡みがあるからあまり遅くまで一緒に遊ぶのも難しかった。

 それもあって別のFCに入っていたが、強いリーダーシップを発揮していたリーダーが、やはりリアル事情であまり来れなくなると、こちらも衰退していった。 コミュニティの崩壊は、強いリーダーの離脱がきっかけになることが多く、そして歯止めはきかない。 そしてまたソロプレイヤーとなった自分は拡張パッケージで復帰するようになった。

 

今はやってないけど、14は良いゲーム

 さてさて、14についてのゲーム評価でいうと、やはりこれほどよく出来ているオンラインRPGは無いと思っている。他をそれほどやってないというのもあるんだけど。 MMOじゃないとか色々言われるし、ゲーム性についても揶揄されることが多いものの、これはとても良いゲームであり、マルチプレイのオンラインゲームとしての出来は素晴らしい。

 シナリオもイシュガルド以降は良いと思うし、復帰もし易いほうだと思う。とにかく、他のゲームの良いところを積極的に取り入れ、そしてそれをちゃんとユーザーに共有し、意見ももらって改善につなげる。 未だにそれができない11の運営と比べると、14は運営も含めて本当に素晴らしいゲームだと思う。 ユーザー人口の増加に伴うユーザー民度の低下や、ゲーム世界の雰囲気の変化が自分の離脱理由の一つではあるが、11のようにまたちょうどよい規模感となって、廃れてきたくらいになったらまた遊びたい。