警察の適当さに関する実態-ドイツ人逃走 | 少年院.comのAmebaブログ

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宮城県の仙台中央警察署で勾留されていた、ドイツ人のシューツ・ペトロ・ウラジミロビッチ容疑者が26時間以上ものあいだ逃走していました。

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色んなところで、「警察は何をしていたんだ!」「ありえない!」などの声が上がっています。

確かにあり得ないです。

しかし、実際のところ警察はこれぐらい適当だというのも事実です。

全国どこの警察署でも適当だとは言いませんが、少なくとも私が勾留されていた警察署は、仙台中央警察署と同じくらいと言ってもいいぐらい適当でした。

取り調べの際は、腰に巻かれたヒモをパイプ椅子に縛り、さらにそのヒモと椅子を手錠で固定します。

取り調べが終わったら、椅子から手錠を外し、今度は両手に手錠をはめて、腰ヒモを持たれた状態でまるで犬の散歩のように留置場に連れて行かれます。

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が、私の取り調べを担当していた刑事は、椅子に手錠をはめる時にしても留置場に連れて行く前に両手に手錠をはめる時にしても「やってくれ」と言い私が自分自身の手や椅子に自ら手錠をはめるように指示してきたりしてきました。

最初は、特に何も考えず普通にはめましたが、それが何回も繰り返されていたので、試しにと思いあえて両手にはめる時にユルユルではめてみたこともあります。(決して逃げようと思っていたわけではありません)

刑事はそれを見もしなかったので、私はそのまま留置場に連れて行かれました。

その際、手錠はいつでもスポッと外せる状態です。

もちろん、手錠を外せるからといって腰にヒモが巻かれていますし簡単に逃げられるわけではないのですが、警察は容疑者が逃げるなんて思ってもいませんので、規定なんて無視られまくっているのが実態なのです。

宮城県警は「女性がいたから取調室のドアを開けっ放しにしていた」と言っていますが、本当にいつもドアを閉めていたのか疑問です。

私が取り調べを受けていた時も、ドアが開けっ放しの時なんていくらでもありました。

私自身にパイプ椅子へ手錠をはめさせといて、それを目視でのチェックさえしていない刑事が、私を取調室に1人きりにさせたことも何回もあります。

その時、私が手錠を椅子にちゃんとロックしていなければ、成功するかどうかはともかく逃走を挑戦することは出来ていました。警察なんて、そういうものです。

ただ、誰にもバレずに逃走することはほぼ不可能なので、今回のドイツ人のようにヒッチハイクなんてしていたら、追いかけてきた警官に取り押さえられるはずなんですがね。

逃走する容疑者自体がめったにいるものでもないので、本来ならばそこまで気にすることでもないのですが、こうして1人の容疑者を逃してしまった以上、今後はもっと全国の警察署において見直していく必要があるでしょうね。

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