ファイナルファンタジーXVI(全体像編)

企画者 太田原晃介

ジャンル アクションRPG

ハード PS4とWiiU

ターゲット 従来のFFを遊ぶ層と、ライトユーザー

1 コンセプト ゲームの中でも、物語を描く

ゲームにおけるストーリーというのは、どこかゲームとは独立された物であると僕は思います

ゲームは、ゲームで、プレイヤーがストーリーを、進める為に進行させているだけで、ゲームの中で物語を、描く事が出来ていないと思います。そこでFFXVIでは、ゲームの中でも物語を描こうと思います。例えば今プレイヤーが、プレイしている場面が、ゲームの物語の1つのシーンであったり、プレイヤーがゲームの中で、起こしたプレイ(行動)が積み重なってそれが、1つの物語になっていたりします。つまりゲームとストーリーが同時進行してそれを、プレイヤーがゲームの中で体験していくという事です。今までのゲームでは、ゲームと、物語に距離感があったのですが、このFFではゲームと、物語の距離感を、ちぢめていくのが、コンセプトです

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(この画像のように、通常のゲーム画面でも、常に物語が展開されています。)

2 新システム

1 難易度ボリューム

今までの難易度選択では、作り手から指定された難易度から1つ選ぶという方式だったのですが、中にはこの中に自分に合った難易度が、無いという方が居たと思います。

そこで、この難易度ボリュームでは、難易度をボリュームで、調整出来るので、より自分に合った難易度にする事が出来ます

2 モーグリガイド

このシステムでは、目的地を設定すると、モーグリが道案内をしてくれます。初心者の方は、よく道に迷いやすいので、今作のターゲットである、ライトユーザーの為の物でもあります

ですが、このシステムでは、単に道案内をしてくれるだけでなく、例えば町をうろついていると、その町の特徴や、名物を教えてくれたり、現在地の色んな事を、教えてくれたり、FFXVIの世界を少し違った角度から、見る事が出来ます

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3 コンセプト2 そこに命があるような世界

FFXVIの世界は、そこに命があるんじゃないかと、思うくらい生き生きとした世界を、作るのが2つ目のコンセプトです

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例えば町の人に、ぶつかると、怒ってきたり、プレイヤーが町をうろついていて、貧しくて税を、払うお金もないのに、取り立て屋が税を払えと、言われて結局は、払えずに連れて行かれる町の人の光景を、主人公が見かけて、そこに何かを感じて、これからの主人公の、言動や行動に影響が出たりします

FFXVIのキャラ達は、プレイヤーの単なる操り人形では、なく作り手によって、命を吹き込まれ、1人の人としての心を持った人間です。それをムービーや、テキストなどの演出で、描くのではなくゲームの中で描くのです

4 マルチプレイ

今作では、マルチプレイが搭載されています。

1人でも出来ますし、家族や友達と遊んだり、知らない人と、

オンラインで、一緒に遊んだり出来ます。

マルチプレイを、搭載したのは、今作はライトユーザーをターゲットにしている為、その層の人達は1人でしか遊べないゲームより、みんなで、遊ぶゲームを求めているからです。

具体的な内容は、マルチプレイ編で、紹介します。

5 マルチプレイコンセプト1 家族や友達とみんなで

遊べるFF

今までは、家族でFFを遊んでいるのは、自分だけだったけれど、今作のマルチプレイを、きっかけに家族みんなを、巻き込んで、家族みんなが楽しめるFFにして、家族に1人でもFFをプレイする人が居たら、家族みんながFFを遊ぶ環境にしようというのが、コンセプトです。

今作の一番の目標は、新規ユーザーを、たくさん取り入れる事です。その為今作は、ライトユーザーもターゲットに、しました。

6 マルチプレイコンセプト2 初心者も、上級者も楽しめる

マルチプレイなどによる対戦プレイが、あると初心者と、上級者の間に、壁ができます。

いくら、そうならないように工夫を、しても運要素でも入れない限り必ず上手い人が、勝ちます。

その為FFXVIでは、新システム プロセスシステムを導入します。このシステムでは、例え上級者が勝っても、そこに至るまでの過程(プロセス)が初心者の方が、良ければ(頑張ってたら)初心者の方が上級者よりも、高く評価されます。もちろん勝った方は、勝ったなりの評価は、されますが、このゲームでは、結果が全てではありません。結果よりも、そこに至るまでのプロセスが重要なのです。初心者にとっては、上級者相手でも、自分の方が高く評価される可能性が、あるというメリットがありますし、上級者にとっては、初心者相手でも、張り合いが持てるというメリットがあります。

7 やり込み要素コンセプト1 やり込みを作業にしない

やり込み要素の多くは、作業的な物が多いです

例えば ファイアで、敵を3回倒せなど、作業的な物が多いです。そもそもファイアで、敵を3回倒すどこが楽しいのか考えた事は、ありますでしょうか、間違いなくこんなのは、つまらないと僕は思います。そこでFFXVIでは、やり込み要素の1つ、1つが、ちょっとした楽しいゲームにします

それも、作業的ではなく、1つのゲームとしてちゃんとなりたっており、楽しいと思わせる物です。

今まで、やり込みが作業的で、つまらないからと言って、やりこまなかった人達が、やり込めるゲームにしようというのが、コンセプトの1つです。

8 やり込み要素コンセプト2 やり込みのハードルを下げる

やり込み要素というのは、ゲーマー向けの要素だと僕は思います。その為難しかったり、少しマニアックな要素だと思います。ですがFFXVIでは、ゲームの初心者であっても、誰もが最後までやり込める、やり込み要素に、するのがコンセプトです。今作には難易度ボリュームが、あるのでそれを使えば、やり込み要素の難易度も、調整出来ます。

FFXVIでは、ゲーマーと、そうでない人との壁を、無くし!初心者が、ゲーマーと同じ所まで、ゲームを楽しめるようにする事がコンセプトです。

9 オフラインFFと、オンラインFFの中間のFF

マルチプレイ編で、製作期間内に、間に合わなかった物は無料で、アップデートすると、お伝えしましたがFFXVIの位置づけは、オフラインFFと、オンラインFFの中間のFFで、それぞれの良い所を、活かしています。

10 まとめ

今作は、かなりたくさんの要素がありますが、FFXVIを要約すると、1つは生きている世界を、作る事と、2つ目は誰にでも楽しめて、初心者であっても、ゲーマーと、同じくらいゲームを楽しめるようにする事が、コンセプトです。