新しいルーティーンへの試行錯誤…… | 学校なんていらない~不登校小学生ちゃりこの父娘自転車旅行記

学校なんていらない~不登校小学生ちゃりこの父娘自転車旅行記

いじめにあって不登校になり、父とホームスクーリングですごした女の子、ちゃりこが日本各地を自転車で旅をして、たくさんの人たちとふれあい、成長していった記録。腐りきった学校、卑怯な教師、そんなものは捨て去ってもいい。人の優しさ、親切、は学校の外側に必ずある。

今日も、東京地方は猛暑日。

予報では、午前中だけが晴天のようだったこともあり、旅行用の自転車で、近場で短時間サイクリングに出かけた。

今年の自転車旅行を終えて、抗がん剤治療を再開して、新しい生活のルーティーンを作っていくことも必要だと思っての、午前中サイクリングでもあった。

抗がん剤治療は、まだまだ長く続いていくだろうし、これから秋、冬と季節が変わっていくにあたり、夏よりは籠りがちになってしまうだろう。

何とか新しいルーティーンを作って、体を動かし続けないと、闘病生活がどんどん厳しいだけになっていってしまうだろう。

痛みや浮腫みは、良くなったり悪くなったりをこれからも繰り返していくだろうし、長い戦いは先が見通せるものではないだろう。

少しでも心の、気持ちの、感性の平穏を保ちながら、治療を続けていくこと。

メンタル壊れないようにしないといけない。

そんな思いでの平日午前中サイクリング。

清水坂公園で少しだけ読書。

続いて、赤羽方面へ向かった。

赤羽ブックオフで、掘り出し物、原田ひ香の「古本食堂 新装開店」に、220円の値札が付いていた。

今年6月に初版発行なのに、何かの間違いじゃないの、と思ったけれど、クーポン使って120円でゲット。

荒川の手前で新河岸川に沿って西へ。

小豆沢で、新河岸川を渡って北へ向かい、浮間公園。

池周りでのんびり過ごす。

カツラ並木が、早くも少し色づいてきているようなのは、気のせいでもないのは、ほのかにキャラメルの匂いもしているから。

これだけ暑さ続きなのに、もしかすると紅葉、黄葉は、あっという間に過ぎ去ってしまう年になるかもしれない。

入口のメタセコイアが元気になっていたのに、少し安心。

アオギリ、プラタナスと大好きな木々たちもまだまだ緑の葉っぱを輝かせていた。

さら中山道を渡り、さらに西へ進み、舟渡水辺公園にも立ち寄った。

舟渡大橋で新河岸川を渡って、高島通りに出て西台ブックオフ。

ここでは釣果なし。

中山道で南へ戻って、帰宅は1時半になってしまった。

午前中だけ晴天の予報だったのに、まだまだ青空だった。

昼食をとってからは、曇ってきて、区役所に申請書類を出しにいった。

そして、ヘルプマークをもらってきた。

私がヘルプマークを提げていても、信用してもらえないかもしれないなあ……(笑)

 

午前中だけ、サアッと走って帰ってくるのをルーティーンに入れても良いかもしれないなあ、と思った。

 

明日からは、抗がん剤治療。

実は私は、二週連続の抗がん剤治療さえ初めてだ。

病気が発覚したのが5月の時点だから、いかにスムーズに治療が進まなかったかがわかろうものだ……

 

そして、自転車旅行を優先、尊重してくれた主治医の気持ちも、痛いほどありがたく感じる。

 

「これから本気出すぜ!」という、主治医からのメッセージも感じる。

「望むところだ!」という、自分の昂りも感じる。