昨日から、むくみ対策で利尿剤を追加服用させられ、24時間点滴とあわせてダブルで当然のことながら、夜中のトイレ頻回。
予想通りに早く寝つけたけれど、朝まで八回、おしっこへ。
膀胱パンパンの状態で、トイレに駆け込む。
それでも、昨夜はトイレから戻るとすぐに入眠を繰り返し、何とか不眠を解消できた。
今朝は普段通りのルーティンで、朝の運動、朝食、昨日から読み始めた、小川洋子と堀江敏幸の「あとは切手を、一枚貼るだけ」を読み進めた。
二階の歯科医から11時に受診するようにという連絡が来たと看護士から伝えられる。
待機していたが、10時開始の抗生剤の点滴を、担当看護士がどこかへ行ってしまっていつまでだっても始めない。
30分で終了する点滴で、前日、終了したのに外さないで放置した無責任看護士が説明や処置をしなかった、例の私が激怒したもの。
10時25分になって別の看護士が、抗生剤点滴をセットした。
おいおい、30分で終わって、また空になって、その時私、歯科医にいるじゃねえかよ、と思っていたら、「点滴スピードを遅めにしますから大丈夫です」と言いやがった。
大丈夫? そもそも10時開始の点滴だろ、と思ったけれど、私、二階の歯科医へ。
言わんこっちゃねえ、11時になっても歯科医の診察、始まらない。
15分遅れで始まった診察、というか、歯科衛生士の指導みたいなヤツ。
30分くらいで終わるだろ、なんて看護士の見込みは外れて、延々一時間。
おまけに歯ブラシの宣伝までしやがった。
こちらは、前回みたいに、また点滴パックが空になって血液逆流、針を刺した部分が広がって、なんて気が気じゃねえのに……
11階の病棟に戻ると、看護士どもが、「まさか歯医者が一時間かかるとはねえ」なんてほざく。
いやいや、まさかお前らが、11時に別科の受診を伝えておきながら10時開始の抗生剤点滴を10時25分に始めるとは、だろ?
戻ってきて立っている私を廊下で血糖値測定しやがって、既に昼食の時間を過ぎているのに、午前中やるべきだった、血圧だの体温だの体重測定だのやりやがった上に、「午前中やらないといけなかったのに」なんて、抗がん剤皮下注射と連打連打。
まるで全ては、歯科医と私が悪いみたいに……
歯科医は、まるで病棟と私が悪いみたいに……
こいつら、本当に自己チューで勝手な奴ら、クズだな、と思う……
明日の午後、一時退院する。
病気が良くなっているわけではないことを、しっかり釘刺されての一時退院は、抗がん剤投与が休みの週に入るからということと、
もちろん、病院側の経営上の理由。
長期間続けて入院させると、病気側の持ち出しで、利益が減らされてしまうからね。
もちろん、自己チューで勝手。
それでも、私の側は、一時退院期間を有意義に過ごしたい……