動物園通りに戻ってさらに北へ。
住居に挟まれた、左の路地に入って、左手、花姫稲荷神社。(初)
色の剥げている赤木鳥居が二本。
赤木柱の銅板屋根付きの門をくぐると、コンクリート台上に、土瓦屋根の木殿、木製の格子扉。
瓦には枯れた蔦が絡まっている。
奥までくると、両側はブロック塀になっている。
左右に、昔の赤木鳥居だった朽ちた材木が置かれている。
そして、この神社の場所を検索しているときに、同名の“花姫稲荷”が文京区にあることが判明。
また、全神社終了しているはずの区に、未参詣神社があることが発覚してしまった。
帰りに立ち寄ることにする……
さらに北へ向かい、言問通りに出て右折、東へ向かう。
前回も通ったルート、谷中界隈、左に、旧吉田屋酒店を過ぎ、上野桜木から寛永寺陸橋でJRを越える。
言問通りは右にカーブしていき、入谷口通りで左へ分岐して進み、右折すると左手に、小野照崎神社。
前回も参拝したばかりだけれど、通り道なので。
前回はかなりの人出だったけれど、この日は静か。
イチョウ、シイノキ、御嶽、三峯社。
木造拝殿の左には浅間神社、富士塚。
昭和通りを越えて金美館通りに入って東へ。
国際通りで左折して北へ、右手に、鷲神社。
赤い金属製柱の門があってから、赤鳥居。
左手には、招き猫や鯛、七福神、注連縄、オカメ、矢玉、小判、小鎚等々が飾られている。
石鳥居をくぐり、右手には樋口一葉文学碑、正岡子規歌碑。
赤金柱門がもう一つあり、拝殿は赤柱コンクリート造り、黒鉄扉。
撫でおかめ、が置かれる。
拝殿から左には瑞鷲渡殿が続いている。
叶鷲が可愛らしい。
国際通りから東へ入って、花園公園の周りを回って仲之町通りを進み、左手、吉原神社。
前回も参拝したけれど、重ねて。
石鳥居、左に逢初桜。
朱柱コンクリート拝殿、右にお穴様。
仲之町通りを東へ、ソープランド街には目もくれず(目を泳がせながら、かな?)ペダルをこいでいき、京町通り、揚屋通り、江戸町通りと過ぎ、土手通り沿いに、老舗の天ぷらいせ屋(もちろん入れません!)、あしたのジョー像を見る。
日の出会商店街通りに入っていき、左へ、左手に、元吉出世稲荷大明神。(初)
赤金柵のすぐ後ろに石鳥居。
コンクリート台上の木柱、赤金扉内に木祠。
石灯籠は、左が新しく、右のものは古い。
右にナツミカンの木があり、社の上に実をたくさん被せている。
日の出会商店街通りから右折して南へ、左折、左折して、左手に、瑞穂稲荷大明神。(初)
五階建てが三軒並んだ裏にある。
赤木鳥居、五拾三貫目の力石が立ち、石台上に木祠。社額は石台に埋め込まれている。
白陶の狐、サカキが載っている。
ヒサカキが周りに立つ。
旧日光街道に出て左折、北へ。
日の出会商店街通りを左に過ぎてから右へ入って、左手、寶珠稲荷神社。(初)
石鳥居、左右にモッコク。
赤木鳥居二本、左右にイチョウ。
板壁の木殿、社額が大小二つ並んでいる。
紅白のお餅が中に供えられている。
そのまま東へ向かい、左手、玉姫稲荷神社。
石鳥居、右にサクラ、左にヒマラヤスギ。
拝殿までの参道右側は、大型トラックが並ぶ駐車場になってしまっている。
右手、口入稲荷は、赤金鳥居と赤柵で、毎回入れない。
土瓦屋根、木柱白壁殿が見えるけれど。
メインの玉姫稲荷の拝殿は、白木造りで、木枠ガラス扉が低い位置にあり、旅館の入口のような雰囲気。
狛犬の右側に、白梅が花を開かせていた。
左手には八神殿の木社、緑色の狐の石像。
上にナツミカン。
八神は、白山、八幡、八坂、春日、金刀比羅、松尾、天祖、王子である。
もう少し、台東区神社終了まで……
………続く………