リネンの魅力に出会う旅-2017年4月-リトアニア・ビリニュスのオーガニックショップ | おすすめリネン通販 ねんねん

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『東欧を旅するリネンのお店・ねんねん』店主が綴る、
リネンのこと、旅のこと、東欧の暮らしのこと

夢中になって、ビリニュスでのリネンショップ巡りをしていた私ですが、さすがにお腹が空いてきました。

目指すはSenamiescio Krautuveというオーガニック食材を取り扱うエピスリーです。こちらもElle gourmetの記事で見つけました。

半地下のお店に足を踏み入れると、所狭しと野菜やフルーツ、穀物系などの食材やらパンやクッキー、ケーキが並べられてて、すごくかわいい。ぴょんぴょんと飛び上がりたくなるほど、テンションが上がりました。

 

オーガニックのお店で、こんなにお肉の加工品のラインナップが多いのは本当に珍しいなぁと思います。

ソーセージ類だけじゃなくて、東欧で人気のある豚の脂身の塩漬け(ウクライナではサロと呼ばれている国民食)もあったりして嬉しくなります。

そしてチーズやヨーグルトもいかにも地元で作ってます、という感じなのがいいですよね。

ラビオリやワレニキなども冷凍されて売っているから、お家でさっと茹でて食べられるなんて便利だなぁ。

クロアチアにはBIO(オーガニック)の食品はスーパーで簡単に手に入るんですが、そのほとんどがドイツ製。クロアチア製品というと個人商店で野菜・フルーツ、乾物、瓶詰は手に入るんですが、そういうお店はベジタリアンだったりして、お肉や乳製品はフレッシュなものはなかったんです。

だから、こういう柔軟なオーガニックのお店がお家の近くにあれば、毎日でも通いたい!

このお店の本当にいいところは、手作り感が溢れているところと、スタイリッシュなところ、そして店員さんがフレンドリーで親切なところです。

オーガニックとスタイリッシュを兼ね揃えるってなかなか難しいと思うんですが、ここはそれにリーズナブルまで持ち合わせてるのが立派です。

スタッフの方に、テーブルの上に並べられていたベーカリーについて質問したところ、このパイのフィリングがとても面白いレシピだったので、一つ購入し、待ちきれずお店を出たところでパクリ。

中身はマンゴーとチキン。リトアニアの雪が降りそうに寒い路地裏で、口の中に広がるトロピカル。そのギャップに一人、楽しくなってしまいました。

よし、元気が出てきたから次のお店に行け行け、私!