ベラルーシ入りするときも情報をほとんど持たずに入りましたが、ここリトアニアでも、到着後、ハウスオーナーのスビャータさんのお家でフリーマップを入手し、リネンショップについて書いてあったELLEのこちらの記事を参考に地図に場所を書き込み、準備完了。
いざ中心部へ!
宿泊先の郊外の団地から中心に向かうバスに乗り込みます。
しばらくバスに揺られて景色が都会っぽくなったあたりで、近くに座っていた女性に停留所を確認し、バスを降ります。
が、自分がどこにいるのか謎。
コンビニに入ってコーヒーを買っていた男性に道を訊くと、近くまで同行してくれるとのこと。
リトアニアも英語を話せる人が多くて助かります。
教えてもらったとおりに歩いて行くと、やっと旧市街っぽいところに辿り着きました。
え~っと、こっちの方向から行くと、一番近いのが“LINO NAMAI”というお店みたいです。
ここは市内に4店舗を構える老舗で、本当に昔からあるリネン生地のお店といった感じです。
色々な種類のリネン生地やリネンレースの取り扱いがあり、半分は手芸屋さんのような商品展開ですが、あと半分はベッドリネンやキッチンリネン、バスローブやワンピースなどが所狭しと並べられています。
ベラルーシのリネンショップと比べると格段にあか抜けているんですが、ディスプレイは少し近いものを感じます。
バスローブが欲しかったのですがすごく大きいサイズがしかなかったので、在庫を聞いたところ、ここには出てる分しかないから、本店に行ってみたら?と勧めてもらいました。
こういう在庫管理のゆるいところも東欧っぽくて嫌いじゃないなぁと感じました。
石畳が続く旧市街のメイン通りに辿り着きました。
通り沿いにはレストランやカフェが並んでいます。
観光客向けのものもあるのはあるんですが、おしゃれなものもちらほら見えたりして、全体の景観としては品よくまとまっている感じです。
次に私が目指すショップはLinenTalesという裏通りを進んだ先にあります。
メイン通りを少し抜けると、ホテルや学校、小さなお店があったりして、私はこういう何でもない地元の通りを歩くのが大好きです。
LinenTalesはそんな路地をキョロキョロと進んでいった先にある、こじんまりとしたお店でした。
きれいな店員さんが気持ちいい笑顔で迎えてくれ、ちょうどよい距離感で自由に商品を見ることができます。
さっきの”LINO NAMAI”と比べると少し立派な価格帯ではありますが、その分デザイン性がぐっとグレードアップしています。
特にエプロンとタオル類が秀逸で色遣いが本当にきれい。
私は長いこと迷った結果、このエプロンとワッフル織のタオルを購入。
実はこの後、またこちらのお店に立ち寄ったところ、他のリネンショップでもみかけた韓国人男性2人と再度鉢合わせました。
さっきの店員さんが忙しそうにしていたので不思議に思っていると、その韓国人男性が話しかけてきました。
彼の話では、自分たちは木材輸入をしている会社で、そのビジネスミーティングのためにリトアニアに来たんだけれど、彼女がLinenTalesのエプロンをネット販売しているらしく、現地で入手できる限りのエプロンを買ってくるように言われたので、中国人のように爆買いしてるとのこと。
そういわれて、さっきまでエプロンがかかっていたところを見ると、
あら、ほんとだ、何もない。
こんなこともあるんですね。先に買っておいてよかったです。
さて、LinenTalesを出た後、小腹が減ってきたので何かおいしいもの探しに行くことにします。