リネンの魅力に出会う旅-2017年4月-地方のリネン会社訪問編 | おすすめリネン通販 ねんねん

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『東欧を旅するリネンのお店・ねんねん』店主が綴る、
リネンのこと、旅のこと、東欧の暮らしのこと

今日は朝11時半の列車に乗って、ここミンスクからリネン会社があるOrshaという地方都市へと向かいます。

ミンスクもウクライナのキエフ同様、ジェトンというコインを買って、それを自動改札機に入れて、利用する仕組みでした。

ウクライナのジェトンは緑だったけど、ミンスクのジェトンは赤紫です。1ジェトンが30円位かな。

地下鉄駅から鉄道駅へと続く通路に並ぶ売店で、車中で食べるピロシキを購入し、いざ電車へと乗り込みます。

わぁ、予想以上にきれいな電車だなぁ。

2時間半揺られながらウトウトしているうちに、Orsha到着です。

駅に迎えに来てくれたのは、メールでやり取りしていたAnnaさん。モデルさんみたいにきれいな女性です。

駅から会社までは、車で10分ほど。

わぁ、見事に何もない町(失礼!)。

ここって、一応州都のはずなんだけど、街並みがThe旧共産圏そのもの。

車中では、Annaさんが昨日雪が降った時の様子を動画で見せてくれました。4月後半なのに雪!?

この日もどんより曇っていて、もちろん寒いし、そうですね、みんなが想像するような暗い国・ベラルーシって感じだったので、写真はやめました。

もちろんこの国にだって明るく暖かい夏が来るはず!

会社も郊外にある団地みたいに飾りっ気も何もない建物なんですが、セキュリティは厳しめです。

このリネン会社はベラルーシ国営会社なので、それ故、質実剛健という感じなのかもしれません。

3階にある会議室でAnnaさんとミーティング後、1階のショールームを見学し、会社に併設してあるリネンショップに立ち寄ったところで、帰りの列車に乗るために駅に向かう時間になりました。

正直、全然期待してなかったこのリネン会社でしたが、Annaさんと話をしているうちに、とても希望が持てました。

本腰を入れてやるべきものを見つけたという、ワクワクとした気持ちにさせられました。

来てよかった!!

帰りは最新式の列車ではなく、モスクワから来た寝台列車に揺られてミンスクへ戻ることになります。

一部屋に4つのベッドがあるクーペという車両です。

ほとんどの乗客はきっとモスクワから乗車し、ここで一晩過ごして、ミンスク到着までの残り2時間ほどを車窓を眺めながら過ごしている様子でした。

私は正直、車中でビールを飲みたかったのですが、車掌さんに尋ねたらビールは売っていないとのことで、ポテトチップス(ネギ味かな?)と紅茶をオーダーし、他の乗客に混じり車窓を眺めたり、うつらうつらしたりして過ごしました。

明日はベラルーシからリトアニアへ向かいます。

#東欧を旅するリネンのお店・ねんねん