体験レッスンを成功させるコツ

開国人活用トレーナーの浅見惠子（あさみけいこ）です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

英会話でも、ジムでも、最初は体験レッスンがありますよね。

個人で日本語レッスンをされている方で
体験レッスンを導入していらっしゃる方は多いことと思います。

最近は企業研修で時間が埋まってしまっているので、
個人の新規の方はお受けしていないのですが、
私も、以前、個人の方向けの塾を主にしていた際は、
必ず体験レッスンを受けていただいていました。

今回は体験レッスンをうまくいかせるコツ、
体験レッスンで見ておくと良い点について書こうと思います。

この時間は生徒さんだけでなく、
こちらにとっても大変貴重な時間です。

特に、プライベートレッスンの場合、
お互いの相性を試す機会は絶対に必要です。

私が以前していた体験レッスンでは、
一回分のレッスンを無料で受けていただいていました。

１回分の無料提供は、
こちらの負担が大きいと思ったこともありますが、
たっぷり時間をかけることで、
お互いの人となりがわかるし、
ニーズやレディネスもしっかり判定できます。

まず、これだけはしっかり見ておいた方がよいのは、
「どうして日本語を学びたいか」です。

体験レッスンの時、私は授業内容はもちろんですが、
その方の求めているものがなんなのか、
いろいろなやり方で探ります。

特にどうしてお金を出してもいいと思うほど、
日本語を勉強したいのか、
これを探るために無料レッスンをしているといっても過言ではありません。

せっぱつまっているのか、
時間的余裕があるので習い事感覚なのか、、、

少なくともこの二つは見極めます。

そして、どんな場面での日本語が必要なのか、
いろいろな質問をしながら探っていきます。

こういったリサーチは通常のレッスン内では深めきれないことが多いので、
体験レッスンの際にみっちりします。

レディネスについては、
口頭で確認していくとともに、
時間があれば
ＪＣＡＴテストを試すこともあります。

こちらでは現在の実力が点数で出てくるので、
半年に１回くらい再受験することで、
どのぐらいレベルが上がったか確認できます。

ただ、全くのゼロレベルの方の場合は、受験する必要はありません。

そして、そのニーズに絞って、
今日から使えるフレーズを必ず二つくらい、
マスターしてもらいます。

そうすると、
一回でこれだけ満足したのだから…
と思っていただけるようなのです。

そして、１回でこれだけ学べたから、
この先生とレッスンすれば上達すると信じていただけます。

二つ程度のすぐに使えるフレーズを習得していただくこと、
これがお得感と満足感、信頼感を生むコツです。

フリーランスで日本語塾をしていると、
教えるのも、営業するのも、
管理するのも全部一人しなければなりません。

そのため、悪い言い方ですが、
クレーマー気質の方が入り込んでしまうと、
その処理に大変大きな労力と気力を奪われてしまいます。

ですから、事前にしっかり互いの相性を見極め、
無理だと感じた方には、別の機関をご紹介するなど、
お断りすることも時には大切です。

自分がすべての顔だからこそ、
多くの方に喜んでいただけるように、
信頼していただけるように、
頑張りたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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