優秀な外国人材確保に猶予はあるか? | 【群馬県前橋市】日本企業で働く外国人のための日本語研修 あさみけいこ流日本語教師のススメ

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開国人活用トレーナーの浅見惠子です。
ご訪問ありがとうございます。

さて、今回のタイトルはちょっと過激な言葉になってしまったので、
驚いていらっしゃるかもしれません。

「開国語研修」テーマでは、
外国人スタッフの活用についていろいろ書いてきましたが、
今回はその根本について書きます。

移民政策について、
政府は高度人材には長期滞在してもらい、
単純労働の担い手には短期間で帰国してもらう方向で
受け入れたいと考えているようです。

しかし、すでに高度人材は各国で取り合いになっており、
シンガポールなど優遇政策を明確に打ち出している国に
集中している現状があります。

優遇政策とは、
たとえば、所得税の期限付き免除、
住宅提供、永住権取得条件緩和などです。
こういった政策を推し進め、
国を挙げて人材確保に取り組んでいるのです。

ひきかえ、日本ではまだ検討段階にすぎません。
この点からも、
すでに既に大きく後れを取っている日本に、
今後高度人材が押し寄せるとは考えにくいでしょう。

では、単純労働の担い手としてはどうでしょうか?
政府は、介護、家事労働力として、
外国からの人材受け入れを検討し、それなりの策も進めています。

しかし、これらの政策は、
「日本に来たい人材がたくさんいる」、
「日本側が来たい人の中から優秀な人材を選ぶことができる」
ことが前提となっているように思います。

でも、今後について考えた場合、どうでしょうか?
働きに出る側から見て、
日本はそんなに魅力があるでしょうか?

日本は、
ほぼ「日本語」しか通じない特殊な言語社会であるにもかかわらず、
その言語はたった一億強の人が使っているにすぎないのです。

しかも、昨今では技術開発でもほかの国に後れを取り、
超一流の経済大国とはいえません。

それに対して、やはり少子高齢化から、
介護などへの労働力確保に動くであろう中国はどうでしょうか?

言語面だけから見ても、
中国語は本国だけでなく、東南アジアなら、
どこにも中国コミュニティがありますし、
本国だけでも日本の10倍を軽く越える人口がいます。

中国がどんな条件での受け入れを考えているのかはわかりませんが、
もし、新しい言葉を一から覚えて仕事に活かそうとする場合、
それでも日本語を選んでもらえるでしょうか?

私はかなり難しいと考えています。
私がたとえば今、ある国の住民で、
外国に働きに出ることを考えている場合、
まずは英語圏、次に中国語圏を考えるでしょう。
万が一最初の仕事がうまくいかなくても、
次の働き先が見つかりやすいように思うからです。

となると、マイナーな言葉を覚えてまで日本に来てくれる、
滞在し続けてくれる人材の
貴重さが際立って来ると思います。

私が日頃多く接している南米出身の方は、
日本の安全性、国民の規律正しさをよくほめてくださいます。

こういった方々にステップアップの道を開き、
日本の企業も彼らを徹底的に活用できる、
その方々にも「日本に来てよかった」と
思える受け入れ策が必要です。


アメリカや北欧では移民の母語を維持する教育にも
力がそそがれているのに、
日本では外国住民への日本語教育さえ、
国を挙げての方針が見られない状態です。

日本に暮らす以上、
少なくとも日本語だけはきちんと習得していただく必要があります。

たとえ、出稼ぎ目的で、単純労働の担い手から始まったとしても、
言語、就労のための教育にしっかり予算をかけ、
その方を高度人材に育て上げる。

そのための長期的な展望。

こんな覚悟が必要な時代はもうすぐそこまで来ています。

今でも日本が、
来てくれる人材を選べる立場だと思っているのは
日本人だけかもしれません。

どんなに好条件でも
誰も来てくれない時代は、
決して悲観的な未来像ではないのです。

まだ日本が魅力を持っているうちに、
日本のファンを増やし、
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