大動脈弁硬化症が動脈硬化の一表現ではないかと最近言われ始めているとの論文を読んだ。

動脈硬化なら、スタチン系の薬が有効だそうだが、私は既に飲んでいる。

またこの薬、合わせて長期的な心不全予防効果もあるのではという予測もあるのだそうだ。

 

そうかだからこの程度で済んでいて、63歳まで生き延びられたのか。

 

スタチン系の薬は筋肉にダメージを与えるリスクがあり、最悪横紋筋融解症を引き起こすというユーチューブ記事が大流行りだが、薬剤師に聞くと「そんなの極まれですよ。でもLDLコレステロールが高くて脳梗塞を起こすのはまれではありませんから」と実に正しい文脈の答えだった。

 

最初に出されたコレステロールの薬は全く効かなかったので、私が医師に「私は油ものが嫌いで殆ど食べません。恐らく自分でコレステロールを作り出してしまってるのだと思います」と言ったところ、作りだすのを阻止する薬を出してくれたのだが、これがドンピシャリでコントロールに成功したという経緯がある。

 

なぜこんなことを知っていたかというと、私は次女が私立中学に入るまで、専業主婦だったので、その間、町の図書室の本を読みつくすと言ったら大げさだが、それに近いくらいは読んでいたからだ。

 

図書館司書の資格を取るとき、教授に「情報を得るか得られないかは命をも左右する」と言われ、その時は聞き流していたが、今その言葉がありありと脳裏に浮かんでくる。