「心臓に問題が見つかってね」と話すと「60歳過ぎると色々出てくるんですね。でも私はその年まであと40年近くありますよ」と若い同僚は言った。
それで年齢差についておかしなことを思い始める私。
身の回りに60代前半で亡くなった知人男性は実に多い。
反面、曽野綾子さんのように90歳を過ぎてなお、現役で活躍されている方もいらっしゃる。
私は心臓に問題が出始めたので、そんなに生きられないとは思う。
だが、もし上記のようなことがあてはまると、私と今年34歳になる婿の、残りの人生の長さがあまり変わらないということになる。
私の両親の遺骨を夫所有の墓地(幸運なことに都営墓地なので)に移したし、オンボロ実家も処分できたので、終活は9割がた終わっているが、晩年のつもりで何もせずにいたら、それが30年もあったなんて、シャレにならない。