メール友達の義親の家はちょうど調整区域にかかったため、多額の費用を受け取って土地の一部を寄付した。

それで残った敷地に豪邸を新築したのだった。 ニコニコ

 

僅かな事例だがこんなことがあるので、悪条件での売却を庶民はためらうのである。

大損をするのではないか、不動産屋に騙されているのではないか、もっといい話があるのではないかという囁きに庶民は抗うことができない。

 

私は今回実家売却にあたって初めて知ったことがある。

 

それは売却代金から解体等費用を引いた残りが黒字になるとは限らないということだ。

 

見積上数百万円の赤字になるという事例があって、売却を断念した人がいるという。

 

だが昨今の空き家問題を考えると、数百万円自腹を切っても売却した方がいいと思われるのだが、そんなふうに決断できる庶民はいない。

 

今回お願いしたような信頼できる不動産会社は、脅しになるようなことは極力言わないようにしていた。

 

まあ、後でガタガタ言われないように、リスクヘッジということなのだろうが、担当さんは最小限の情報をやんわりと伝え、売主自身に判断させるようにしていたようで、売却が完了した途端、恐ろしい実態を教えてくれたのだ。 ガーン

 

ここ数年、判断次第で、破綻もありうるような重大な局面が多々あったが、自慢することじゃないが、決して頭が良くない私に、こんな正しい判断ができるはずがなく、ご先祖様のご加護としか思えない。