仕事中うっかり重いものを持ってしまい、背中と膝が重い。

腰骨に続き他の部分の椎間板も潰れたんじゃないだろうかと不安になる。

 

80歳過ぎても畑仕事をしたり、夫の介護をしたり、介護の息抜きにフランス旅行に行ったりしていた作家の曽野綾子さん。

 

私は曽野さんの娘のような年齢なのに、畑仕事も海外旅行も、もはや絶対に無理である。

 

曽野さんはお魚が好物で、アラ煮など骨までしゃぶりつくし、洗ったように食べてしまうと仰っていたが、それが効を奏したのは明らかである。

 

私は若い頃痩せた身体を維持するため『ごはんとおかず』というようなきちんとした食事を取ったことがなかった。

「あけみって本当に食べないよねえ…」と友人が言っていたのを思い出す。

 

それでもガリガリという程ではなかったし、結婚して妊娠してきちんとした食事を取るようになるとあっという間に30キロ増えたのだ。

 

だからまたもやきちんとした食事を止め、今ピーク時の体重がら10キロは減ったが、結局栄養不足の太った老人という芳しくない状態なのだ。

 

太らない体質の人っていいなあ…

もしそうだったら、私も肉や魚のおかずできちんとした食事を取って、丈夫な婆さんだったろうにと思う。