【 野球をしていて楽しいことや嬉しいことのほうが少ない】

でも、一瞬の輝きのために辛い練習があるんだと、今までの選手に言ってきました。

 

数年前・・教え子が甲子園に出場しました。

横浜を離れ名門盛岡大附属高校へ。

 

甲子園初戦…彼の出番はありませんでした。

彼の出番が来たのは3回戦。

7回に彼が代打で出場しました。

 

中学時代は肘の手術をし、高校時代も肘との痛みと戦っていた彼。

親元を離れ遠く東北の地へ・・
色々と辛いことがたくさんあったはずです。
 

子供の頃から憧れていた甲子園。

一打席の夢舞台。

 
結果は…

四球でした。

 

バットを振ったのはファウルの一球のみ。

  

でも、僕の目には、一打席であれ、バットを振ったのが一球であれ、彼の姿がキラキラ輝いて見えました。

 

 彼の名前は[宮杉一輝]

 名前のように例えそれが一瞬でも眩しいくらいに輝いていました。

辛いことがたくさんあったけど、この一瞬のために彼は野球を続けてきたのだと思います。

一瞬の夏・・だけど・・一生の記憶。

皆さんのお子さんも例え一瞬でも【輝く】時が必ず来ます。

今が辛ければその輝きは更に強い光で輝くはずです。

その日まで親もがんばりましょう!~年中夢球~