最終回に一打逆転のチャンスに我が子が・・
親とするとドキドキする場面ですね。
この場面で打てないと、あの子はプレッシャーに弱いとかメンタルに弱いとか・・
色んなことを言われたりします(^_^;)
さて・・この場面、一番必要なことは何でしょう。
【笑顔】や【リラックス】でしょうか?
その前に必要なことがあります。
それは・・【集中】
こういう場面で打てる子っていのは、一つのことしか考えていないんですよね。
よく、試合後に「ランナーを返すことだけに集中していました」とか「自分のバッティングだけを心掛けました」っていうのは正にこれです。
結果を気にせず【氣】を一つに集中している状態。
この場面でドキドキしてしまう子は【氣】が一つに集中していない状態になってるんですね。
「打てなかったらどうしよう」から始まり、「打てなかっら怒られる」「あんな速い球打てる気がしない」「「負けたら僕のせいだ」
結果が気になり、【氣】が一つではない状態。
ですから、大人が「ベルトより上の球だけを狙っていこう」「強い打球を打つことだけを考えよう」と一つのことだけに集中させてあげてください。
「ともかく打ってこい」とか「どうにかしてこい!」では子供はどうすることも出来ませんから。
小さいお子さんにはより具体的な「一つ」を指示してあげてください。
そして、「結果」を気にしないように伝えてあげてください。
しかし、集中しすぎると体に力が入りすぎてしまうことがありますよね。
この時に初めて「笑顔」や「リラックス」という言葉が出るんだと思うんです。
そう考えると周りの声も変わってきます。
「絶対打てよー!」という結果を求める声ではなく「自分のスイング!」「練習通り!」などという声がけのほうがこういう選手には効果的です。
プレッシャーに弱いとかチャンスに弱いとか言われているお子さんがいましたら、
「結果を気にせず一つのことに集中しよう」と伝えてあげてください。~年中夢球~