『ほらっ!挨拶!』
と言って大人が促して挨拶させる光景を目にすることがあります。
中には帽子をきちんと取らないで挨拶をする子。
目を合わさずに挨拶をする子。
静止しないで挨拶をする子。
それでも『おはようございます』と言えば挨拶したことになります。
「挨拶」をするという形が大切なのではない。
『おはようございます』
朝、一番の挨拶は今日一日のバロメータになります。
ですから、自分を奮い立たせるためにも大きい声で…。
朝早くからみんなに会えた喜びを声にしようと伝えてあげてください。
心のこもった挨拶は、相手の【心の扉】を開きます。
朝のグラウンドへの挨拶。
グラウンドを使えることの感謝を込めて…。
グラウンドが使えて野球が出来ることが当たり前でないことを伝えてあげてください。
『ありがとうございました』
終わりのグラウンドへの挨拶。
今日も怪我なく一日野球が出来たことへの感謝を込めて…。
指導者の方々・仲間・保護者のみんなのおかげで野球を無事に終えられたことを伝えてください。
挨拶は人と人とは限りません。
グラウンドヘの挨拶などは野球への挨拶だと思うのです。
心のこもった挨拶は、野球を通して【感謝の扉】を開きます。
大きな声で挨拶をしているのは見ていて気持ちのいいものです。
ですが、そこに「心」が込もっていることが一番大切なはずです。
形だけでやっていたり、やらないと怒られるから…
という挨拶ではきっとグラウンドの外では挨拶が出来ないでしょう。
『心がこもっている挨拶』が聞いていて『気持ちのいい挨拶』になるのではないでしょうか?
大切なのは【形】ではありません【心】です。~年中夢球~
【あ】 相手の目を見て…
【い】 いつも心を…
【さ】 先に自分から…
【つ】 伝えよう!