『他の球団のユニフォームを着ている姿が自分で想像できない』
当時、32歳だった彼は他のチームで野球を続けることが出来たかもしれないが、引退を決めた。
 
まだ引退は早いのではないのか・・
そう思わせる引退試合でのホームラン2本。
まだ皆さんの記憶に残っているのではないでしょうか?

その選手の名前は・・
横浜ベイスターズ背番号【8】小池正晃。
 
横浜で生まれ横浜高校に進み、横浜ベイスターズのユニフォームの袖を通した小池選手は、
現役生活の最後を地元横浜で終えた。
 
当時小学3年生だった小池選手の息子さんは、
『もっと続けてよ。他のチームに行けばいいじゃん』と号泣した。

しかし、父は横浜で終える道を選んだ。
 
あれから3年・・
 
その息子さんは、今、ベイスターズジュニアに選ばれ父と同じユニフォームに袖を通している。

そして・・
奇しくも背番号は父と同じ【8】
 
あの泣きじゃくっていた息子さんは、偉大な父と同じユニフォームを着て同じ背番号を付け、グラウンドに立ちます。

【8】という数字は見方を変えると【∞=無限】

未来は【ベイスターズジュニア】ではなく・・
【ベイスターズ】の背番号8を背中につけるために無限の努力をするのでしょう。
父と母の無限の愛情で育てられながら・・
 
父の背中を見てきた彼は、夢が現実に近づいていく【∞=夢現】の一歩を踏み出そうとしている。~年中夢球~
※記載にはご本人の許可を頂いております。